須田悦弘展【渋谷区立松濤美術館】遊び心と驚きに満ちる 作品と展示空間のコラボレーションが魅力の企画

え!!
こんなところにも作品が展示?!

そんな遊び心と驚きに満ちた
「須田悦弘展」が渋谷区立松濤美術館で開催中です。
(2025年2月2日まで)

独特な趣がある展示空間を持つ
こちらの美術館と、
須田悦弘さんの作品のコラボレーション。

撮影が可能な展覧会でしたので、
その魅力が少しでも伝わるよう
写真を多めにご紹介します。

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自分の中に啐啄(そったく)が起こる  一日に複数の展覧会を見る面白さ

ニワトリを飼っている方から
卒啄(そったく)という言葉を
教えていただきました。

孵化する時に、親鳥と卵の中のひよこが
つつき合うタイミングが合って孵化する
ことだそうです。

一日に複数の展覧会を観る日は
自分の中に卒啄が起こっているような
気がします。

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モネ睡蓮のとき【国立西洋美術館】モネの晩年を作品と生き方の両面から堪能できる好企画

国立西洋美術館にて
2025年2月11日(火・祝)まで開催の
「モネ睡蓮のとき」を見てきました。

2024年12月21日より、
日時指定の予約ができるようになった為
混雑状況はいかがなものかと、
おそるおそる行ってみたところ

思っていたよりも快適に見られて
大満足。

大型の作品も多く、モネの晩年を
作品と生き方の両面から探る好企画を
堪能してきました。

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牡丹のような大きな菊が華やかな お正月の生け花 2024年12月

昨年末に今年最後のお稽古で
お正月のお花をいけてきました。

牡丹のような大輪の菊や
胡蝶蘭、金柳など、

華やかな花材を見ていると
気持ちまで華やいできます。

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『ディープ・ドライバー』古川武士著【ブックレビュー】あなたを突き動かす動機の源泉、という哲学に出会えた一冊

この本を手に取った時、
まず表紙の色に目が向きました。

深い青色からグラデーションで
だんだんと明るい黄色に変わっていく。

深海から海面へ上昇していくような
そんな印象も受けました。

深い部分と表面的な部分をつなぐ
このグラデーションこそが

本書が提唱するDeepDriver、
「あなたを突き動かす動機の源泉」を
表したものだと思っています。

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ラグジュアリーブランドのプロモーションはそれ自体が美術だと思う

近年ラグジュアリーブランドの展覧会が
相次いで開催されています。

美術館で開催したり、
イベントスペースのようなところで
開催されたり。

直近で出かけたのは
グッチ銀座ギャラリー
開催していたバッグ展。

プロモーションの要素だけではなく
美術展としての企画を感じるものでした。

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紅葉ヒペリカムが秋らしい 霜月の生け花 2024年11月

先日2024年11月16日は満月でした。

秋は空気が澄んでいるせいか
月がくっきり見えますね。

そんな満月のような
まんまるの菊と紅葉したヒペリカムが
秋らしい生け花です。

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絵画「観察」という鑑賞術と探し物が早く見つかる関連性

絵画「鑑賞」と言うけれど
絵画「観察」とは言わないですね。

でも私が美術館に行った時は
展示室で「観察」している時も
あると思っています。

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東山魁夷と日本の夏【山種美術館】年齢が書かれたキャプションは画家の存在が身近になる効果

東京都渋谷区にあります、
山種美術館。

こちらの美術館のキャプションは
各作品に制作した当時の作家の年齢が
書かれていて、
非常に親切だと思っています。

先日行きました「東山魁夷と日本の夏」展で
あらためてこのキャプションの良かった点を
書きました。

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涼しくなってきたので再開 神無月の生け花 2024年10月

なんと、2024年5月以来の
いけばなです。

4ヶ月も間があいてしまい
少々感覚が狂っています。。。

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