鑑賞前のひと休み その時間は無駄ではない

2024年夏
今年の夏も暑かった。

猛暑日に美術館巡りに出かけた日は
なんとなく一休みしてから展示を見るという
習慣ができました。

最初はこの時間がもったいないと思いながらも
「ひと休み」が思いのほか良かったので

その効果を書いてみます。

疲れ切る前に休む効果

最初に「ひと休み」したのは
とある暑い日に訪問した根津美術館。

東京メトロ・表参道駅から10分ほどの
道のりですが、もう、汗だく。

クールダウンしてから
展示室に行きたいな、と思い
入館してから、まずはカフェに行きました。

この日は朝一番、10:00〜の
オンラインチケットを
予約してあったので、

カフェが混雑する前に入店もできて
冷たい抹茶オレでひと休み。

甘さやコクが抑えてあり
喉越しもさっぱりしていて
美味しくいただきました。

根津美術館「NEZU CAFE」でアイス抹茶オレ

まだ「疲れた」ではなく
「クールダウンしたいな」と
思った時点で、早めの休憩。

汗もひけて、心身ともにすっきりしました。

気持ちもあらたに鑑賞に集中できる

汗がひけたことで
とてもすっきりした気分になり、

よし!展示を見るぞ。

と、エネルギーチャージが
できた感覚です。

加えて、振り返ってみると
私は平日・休日問わず朝5:00位に
起きているので、

起きてから美術館に到着するまでに
5時間あまり経っています。

それまでに、家事も含め
朝食をとったり、
自分のやりたいことをしたり、
色々と活動をしているのです。

朝の活動からの切り替えとしても
この「ひと休み」は効果があると
感じました。

東京国立近代美術館のキッチンカーで冷たい甘酒

心身ともに、続く予定に対応できる

根津美術館で最初に「ひと休み」した日は
合計3つの展覧会を見に行く計画をしていました。

このあと、昼食をはさんで2展見たのですが
最初に休んだことで、気力。体力が温存され
集中して見られた感覚がありました。

美術館巡りでなくても、
たいてい1日の内には
いくつも予定が入ると思いますが

疲れる前に休憩を入れることで
その後の予定もしっかり対応が
できると思います。

一つひとつの予定の重さ、
軽さがあるでしょうから

休憩を取るタイミングは
考える必要があります。

仕事で外出するときなどは
先方や交通機関の影響で

空き時間ができたという
受動的な休憩になる場合もありますが、

今回のようなケースでは
自発的に「ここで休憩をする」と
タイミングを決めることがポイントだと
思います。

自分でスケジュールの
コントロールすることにより
気分的な疲れも減ると思うからです。

東京都現代美術館「100本のスプーンん」でジンジャエール

***

10月に入っても東京は暑い日がありますが
格段に過ごしやすい季節になりました。

この習慣、心地よいので
涼しくなっても継続して
いるかもしれません。笑

私にとってひと休みする理由は
暑さだけではないことも
分かりました。

SNSはじめました!

ブログだけでなくSNSもはじめました。
フォローしてくれるとうれしいです!