ネギ坊主のような丹頂アリアムが
ユニークな空間を作る
4月のいけばなです。
昼間と夜の雰囲気の違いも
楽しんでいただければ。
今回の花材
- 丹頂アリアム
- ナルコユリ
- 紫蘭




紫蘭は水揚げが悪かったのか、蕾が固かったのか
1週間後くらいに枯れてしまいました。
花を咲かせられなかったのは、残念です。
昼間と夜の雰囲気の違い
今回は、いけたのが夜だったため
直後に撮った写真と、
やはり自然光で撮るのが
いいだろうと昼間に撮った写真とが
あります。

夜に撮った写真の方が
私は好きなのですが
理由は、丹頂アリアムが
妖艶な感じに見えて面白いから!
1本1本違ううねりを持つ
クネクネした茎。
この花材のおかげで
いけばなが置かれた一角が
不思議な空間になっていました。

牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。