2024年8月25日まで
根津美術館で開催されていた
「美麗なるほとけ」展。
美麗が体感できる
麗しい仏画の数々が
見られた展覧会でした。
9月14日からの次回企画展も
最後にご紹介します。
準備中
複数の美術館で展示が
予定される巡回展。
同じ展覧会であっても
あえて別の美術館でも見たいな
と思うことがあります。
2024年8月25日まで
東京都庭園美術館で開催していた
「YUMEJI展」を例に
楽しみ方をご紹介します。
2024年8月31日(土)から始まる
泉屋博古館東京の次回展覧会に
興味しんしんです。
陶芸家・板谷波山(いたや・はざん)の
息子である
モザイク作家・板谷梅樹(いたや・うめき)の
作品展。
モザイクに惹かれた理由にも
納得です。
美術館が入る帝劇ビルの建替え工事による
長期休館前の第三弾企画。
中国や朝鮮の陶磁器がメインの展示で
「地域間で影響を与えながら、昇華していく」
一端が見られたのが、一番の見どころでした。
2025年に就航予定のクルーズ客船
「飛鳥III」。
船内装飾として設置される
日本画家・平松礼二さんの作品を
町立湯河原美術館で見ることができます。
(2024年9月23日、月祝まで)
漫画家・イラストレーターの
江口寿史さん(1956年熊本県生まれ)。
2023年は美術館やギャラリーで
いくつか展覧会を開催されていて、
何か集大成の記念すべき1年だった
イメージがあります。
江口さんご自身が企画にも
関わられいたようで
現役作家が企画に関わる
良かった点を振り返りました。
「癒やし」という言葉。
自分の中で定義がはっきりせず
モヤモヤする言葉の一つでしたが
2024年最初に行った展覧会
「ほのぼの若冲・なごみの土牛」展をみていて
「癒やし」を体感する瞬間があり、
自分なりの「癒やし」の定義を考える
きっかけになりました。
織田有楽斎(おだ・うらくさい)こと
織田長益(おだ・ながます)。
その人に興味を持ち、
足を運んだ展覧会。
茶道具や書簡とともに、
歴史のスペクタクルも
楽しめた企画です。
最初にヘリングの作品を見たのは
20代の頃。
あのときはキース・ヘリングという
流行りモノとして
表面しか見ていなかったと気づき、
猛省した展覧会。
ヘリングの作品は
単なる流行りモノではなく
「不変の流行りモノ」
だったのでは?と、
私なりの解釈を得られた
良い企画でした。
“キース・ヘリング展【森アーツセンターギャラリー】30年の時を経てヘリングの本質を考え 作品と活動を振り返る好企画” の続きを読む
ゴッホにとって静物画とは
技法や色の研究のための手段だった。
そして、植物や静物画は
モデル代もかからず、
かつ売れる確率が高い絵なので
描いていたというのが
新鮮な知識でした。