この展覧会はどこで見る? 作品と展示室の相性を考える美術館の楽しみ方

複数の美術館で展示が
予定される巡回展。

同じ展覧会であっても
あえて別の美術館でも見たいな
と思うことがあります。

2024年8月25日まで
東京都庭園美術館で開催していた
「YUMEJI展」を例に
楽しみ方をご紹介します。

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地味だけど退屈ではない【郷土資料館】興味深く鑑賞できるようになる3つの視点

美術館巡りをするついでに、
「郷土資料館」のような施設に
立ち寄ることがあります。

展示物は日常生活で使用されていた
道具類等が多く、

建物の内外も、レトロというよりは
古くさい印象を受ける
全体的に地味な感じ。

でも、地味だけれど退屈ではない
「やっぱり来て見てよかったな」と
思うことも多々あります。

今回は、2023年10月に行きました
秋田県由利本荘市にある
本荘郷土資料館を例に取り上げました。

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今日は何の日? 美術館の日はあるのか。

1年365日、毎日「何かの日」ですね。

有名人の誕生日から
歴史的な出来事があった日、
企業が商品の知名度アップのために
語呂合わせで作ったり、などなど。

先日8月10日が
「シャウエッセンの日」であると知り
そんな日があるのかと笑いつつ、

そういえば美術館の日って
あったかな?と考えると
2つ、ありました。

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泉屋博古館東京【オススメ展覧会】板谷波山の息子、梅樹の作品展 モザイクに惹かれた納得の理由

2024年8月31日(土)から始まる
泉屋博古館東京の次回展覧会に
興味しんしんです。

陶芸家・板谷波山(いたや・はざん)の
息子である
モザイク作家・板谷梅樹(いたや・うめき)の
作品展。

モザイクに惹かれた理由にも
納得です。

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出光美術館【展覧会レビュー】長期休館前の第三弾企画 日本・東洋陶磁の精華

美術館が入る帝劇ビルの建替え工事による
長期休館前の第三弾企画。

中国や朝鮮の陶磁器がメインの展示で

「地域間で影響を与えながら、昇華していく」
一端が見られたのが、一番の見どころでした。

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高くなる美術館入館料について、どう考えるか

美術館の入館料、
ここ数年で高くなってきたなと
感じています。

もともと料金が抑え気味な
県立や市町村立の公立美術館は
さほど感じないのですが、

国立と私立(企業が母体の美術館も含む)は
とても高くなっていると感じています。

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『日本の美術館めぐり』【ブックレビュー】時間が経つことで魅力が出てくるガイドブック

ガイドブックのようで
単なるガイドブックではない
魅力を感じた一冊。

ガイドブックというと
最新情報に代表されるように
今現在の情報が重要視されますが

こちらの本には、時間が経つことで
生まれる魅力があるのです。

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