第54回ごてんまりコンクール 秋田県由利本荘市 応募作品に手芸を超えた驚異の技をみる

秋田県由利本荘市で
受け継がれている「ごてんまり」。

手まりの両脇と下に
房飾りがつくのが特徴の手まりです。

54年の歴史をほこる
「ごてんまりコンクール」に行き

全国から応募された力作の手まり、
圧巻の技術を見てきました。

驚異の技を感じる手まりの展示

早速、写真でご紹介しましょう。

てまりに刺繍をすることを「かがる」と言いますが
寸分たがわず、ひと針ひと針かがられている様子が
うかがえます。

豪華な房飾り、鮮やかな色の華やかなてまりに
目を奪われました。

東京で「ごてんまり」を見る

第54回ごてんまりコンクールに
展示されていた作品の一部は
現在東京で見ることができます。

足立区北千住にある
「はれてまり工房」です。

「てまりを未来へ連れていく」を
テーマに、手まり教室の開催や、
てまり作品の展示・販売、

全国のてまりの作り手さんとの
交流や情報発信など

てまりに関わる
活動をされているところです。

2023年12月12日まで
見ることができますので

実物を見てみたい、と
心が動いた方は是非、
行って見てください。

私がてまりに興味をもったきっかけ

長野県松本市へ旅行した時に
お土産物屋さんに並ぶ
てまりを見たことが
直接のきっかけです。

「なんてきれいなんだろう」
とスイッチが入ってしまった私。

てまりを見るのは
始めてではないのに、

その時、とても綺麗に見えて
吸い込まれるように
眺めていました。

「作ってみて、行って見て知る
てまりのこと」をスローガンに、

今年はてまりにかかわる
ピンときたことや場所に
足を運び、関わるようにしています。

秋田の「ごてんまり」については、
東京都足立区北千住にあります
「はれてまり工房」にて
開催されたイベントで知りました。

ごてんまりコンクールが
秋に開催されるとのことで
今回、足を運んだのです。

柄や色合い、房使いなどを
見ていると、

手芸の域を超えた
素晴らしさを感じました。

民俗学や工芸の分野で
てまりについての
文献があって欲しいものです。

興味が尽きるまで、
てまりを作りながら

徐々に文献もあたってみたいと
思っています。

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