季節的に芍薬が来ないかな〜
と思っていたら、
花材に入っていて嬉しかった
5月のいけばなです。
皐月の花材
- 土佐水木
- 芍薬(サラベル)
- 斑入りギボウシ
いけてから1時間程で、だいぶ開いて、香りも漂ってきました。
ホップのような花?がついていました。
とても大きなギボウシで、
モンステラのような感覚でいけました。
涼やかな葉です。
2日後の様子
芍薬が2本とも、さらに開きました。
よく水を上げてくれています。
視覚と臭覚で楽しめるいけばな
今回あらためて感じたことが、
芍薬の香りの素晴らしさ。
水仙のような凛とした香りと、
バラのような甘さが混ざった
良い香りだと感じています。
いけばなは玄関に置いてありますので、
1日に何度も通る場所。
そのたびに視覚で楽しむだけでなく、
臭覚でも楽しめる花材でした。
私はいけるときに、花材を手で触りますから
触覚も刺激していることになりますね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。