こじんまりとした規模の美術館に合った、
静かで落ち着けるカフェです。
8代葵カフェのコク旨オムライスとケーキセットを頂きました
鑑賞前にランチをしたく伺いましたが、満席。
15分ほど待ってから席に案内されました。
コロナウィルス感染拡大防止で席数を減らしていることと、
周辺に飲食店がなさそうなので、
お昼時は繁盛しているようです。
混雑していたせいか、20分くらい待って「コク旨オムライス」が到着。
小さなカップに入った野菜スープも付いています。
半熟の卵焼きの周囲とてっぺんに、ケチャップがたっぷりかけてあります。
一口食べると、半熟卵焼きのコク、ケチャップのコクが強い。
中のご飯は薄味のピラフのようです。
「コク旨」の卵焼きとケチャップに、薄味のピラフ、ちょうどよい味加減で美味しい。
ボイルした粗挽きソーセージも美味しかったですよ。
パセリもしっかりいただきました。
野菜スープもそうですが、ちょっとした口直しになるので嬉しいですね。
お腹に余裕があったので、デザートにケーキセットも注文。
和三盆ロールとブレンドコーヒーです。
カップはこちらのカフェ限定、東山魁夷の「道」がデザインされたもの。
食器の縁取りに使われた青緑色も、東山魁夷らしくていいですね。
和三盆ロールはスポンジ部分が多くてクリームは控えめ。
和三盆の香ばしさが美味しいスポンジでした。
コク旨オムライス+ケーキセット
税込¥1,738
(2020年11月現在)
8代葵カフェの店舗情報
8代葵カフェ東山魁夷記念館
千葉県市川市中山1−16−2
電話:047−335−7800
営業時間:10:30〜16:00(当面の間)
詳しいメニューはコチラをどうぞ。
8代葵カフェとは
茨城県に本社のある株式会社坂東太郎が運営するカフェチェーン。
茨城県を中心に店舗があるようで、一都六県の中で、東京都と神奈川県以外で展開しているようです。
メニューを見る限りは、コメダ珈琲やさかい珈琲、星乃珈琲店などと似た系統のお店とお見受けします。
社名の坂東太郎は社長のお名前かと思いきや、まったく別の方。
そして葵カフェの由来や初代とか3代ではなく、なぜ8代なのかといった疑問があるのですが、
会社概要や沿革を見ても載っていません。
会社の名前も面白いので、そのあたりのエピソードが楽しみだったのですが、残念。
取り立ててアピールするほどのことではないのでしょう。
疑問は自分の心にしまっておくことにします。。。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。