出雲に行ったからには、はずせない出雲そば。
そば湯好きにはたまらないメニューに出会いました。
オンラインストアで年越しそばを買うのもいいかも。
もくじ
- 「釜揚げゆばそば」を食べてみた
- 店舗情報
- 時代とともに変化した結果のおしゃれなお店
「釜揚げゆばそば」を食べてみた
では早速、お蕎麦のご紹介。
来ました来ました。
湯気の上がったあつあつの釜揚げゆばそば。
そば湯に浸かっていますよ〜。
汁の味加減を自分で調節できるので、そば湯も全部飲めました。
薬味も綺麗です。
ネギも乾いてないし。鰹節があるのは珍しいような。
ゆずの皮はこんなちょっとなのに、最後まで爽やかな香りを放っていました。
出雲そばとは、蕎麦の実と甘皮まで挽いた「挽きぐるみ」という粉を使うのが特徴。
色や食感は取り立てて変わったところはありませんが、味がいいですね。
蕎麦の野性味が感じられると言いましょうか、味わい深いです。
最初は汁を入れずに、蕎麦とそば湯だけ頂いていたので、蕎麦そのものをストレートに味わうことができました。
湯葉も厚みがあり、トロリと濃厚。
蕎麦の量も思っていたよりも多いので、見かけよりもお腹が満足の一品です。
釜揚げゆばそば
税抜¥1,180(¥1,298)
(2020年11月現在)
私がいただいた釜揚げゆばそば。
ホームページのメニューには掲載されていないので、どうやら季節限定メニューのようです。
そして、土曜日のお昼12:00前に伺ったのですが、混雑日だったようで(40分ほど並びました)、メニューを限定しての営業でした。
天ぷらやお汁粉、丼ものなどは頼めない日。
注文できるメニューが限定されることもあるようなのでご了承ください。
店舗情報
出雲そば 田中屋
出雲市大社町杵築東364
電話:0853−53−2351
営業時間:11:00〜16:00(蕎麦が無くなり次第終了)
詳しいメニューはコチラをどうぞ。
田中屋さんオンラインストアはこちら
年越しそばにいいかも。
時代とともに変化した結果のおしゃれなお店
写真はショップカードを兼ねた栞。
3種類あり、好きなものをご自由にどうぞ、とレジ横においてありました。
そばの実の見せ方や写真の撮り方、麻ひもなどが一体となり、センスある栞だと思わず手に取りました。
元は駄菓子屋さんから始まったという田中屋さん。
先代から引き継ぎ、現在は2代目で、
お店をリニューアルしたり、
「soba bien!」というブランドを作り、
蕎麦を楽しんでもらうための商品をプロデュースされています。
お蕎麦屋さんには違いないけれど、ここでコーヒーとケーキがでてきても違和感のない、カフェのような店内。
落ち着いてお蕎麦が堪能できる、おすすめのお店です。
次回はこちらも行ってみたい、出雲そば屋さん「献上そば 羽根屋」ついては、こちらの記事がおすすめ。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。