包丁研ぎ、自分でやってみたかったのです。
砥石付きも嬉しいこのクラスで、意外と簡単だった包丁研ぎを学んできました。
もくじ
- やってみた感想
- このクラスで学べたこと
- 包丁研ぎをやりたかった理由
- キッチンスタジオKitchenbeeについて
やってみた感想
思っていたよりも簡単で、これならできる!というのが第一印象。
講師の小百合さんのデモンストレーションを見てから、実際シュコシュコと実践に入ります。
手ほどきを受けながら、研ぎ進みました。
講座内で1時間ほど研ぎましたが、まだ完成には至らず、自宅で研ぎ増ししました。
最初は長めの時間を、研ぐ必要がありますが、
次からは、切れ味が落ちてきたと思うタイミングで、数十分くらい研げばいいとのこと。
研ぎ石も講座に含まれていたので、自宅の台所で気軽に研ぐことができるのも良い点ですね。
再現性もバッチリです。
講座には男性が2人参加されていて、力が強いのか、私よりも早く切れ味がよく研げていました。
適切な角度で研ぐ必要はありますが、力の入れ具合もポイントかなと思った次第です。
このクラスで学べたこと
復習を兼ねて、箇条書きしてみました。
- 包丁の作りと各部の名称
- 刃の触り方と切れ味の確認の仕方
- 刃の性質
- 砥石の均等な使い方
- 研ぐ頻度
- 研ぐ角度と研ぎ方
- バリの確認とその後の研ぎ方
- 砥石の目の粗さと使い分け方
「研ぎ」自体はとてもシンプルな作業ですが、クラス全体を通した講義や説明からは学んだり、知ることがいくつもありました。
包丁の各部の名称は、刃物つながりなのか、日本刀と共通する部分も多くて面白かったですよ。
包丁研ぎ終わったら、刃文の鑑賞もしてみようかな。
包丁研ぎをやりたかった理由
一番は、自分で研げるようになりたかったから。
包丁の切れが悪くなったな、と思った時にすぐに自分で研げたらいいですよね。
切れ味の悪い包丁は、怪我のもとですし、何よりストレスです。
私の研ぎ時基準は、長ネギとトマトがスッパリ切れなくなって来た時。
今度からは好きなタイミングで研げるようになるので、嬉しい限りです。
もともと我が家の包丁研ぎは、祖父に頼んでいましたが、他界した後、
祖父から刃物の研ぎを習っていた、叔父に頼んでいました。
その叔父が体調を崩したこともあり、自分でできたらいいなと思ったのも、包丁研ぎクラスに参加した理由の一つ。
幸い、今後も叔父に頼めそうなので、顔見せがてらコミュニケーションも兼ねて、時々叔父にも頼みに行こうと思っています。
先日、私が包丁研ぎを習いに行ったことを話したら、
自分の研ぎ方とどう違うのかが知りたかったようで、
研ぎ方や砥石のことなどで話が盛り上がりました。
そう言えば、祖父は庭仕事で使う鎌や植木バサミの研ぎもしていたので、
いけばな用のハサミを研げるか、今度叔父に聞いてみようと思っています。
キッチンスタジオKitchenbeeについて
今回参加した「包丁研ぎクラス」は東京浅草橋にあるキッチンスタジオKitchenbee(キッチンビー)のスピンオフ企画のようなクラスです。
メインはお味噌やキムチ、コチュジャンなど発酵調味料を厳選された材料でつくることができる発酵教室ですが、
最近は、講座の試食のサイドメニューで出したデザートが好評だったとのことで、お菓子作りなどのクラスもあり、バラエティに富んでいる月もあります。
私もお味噌や柚子胡椒作りなどに参加してますよ。
直近は「ひよこ豆味噌」を作りました。
5月のスケジュールが掲載されているホームページはコチラから。
ご興味ありましたら見てみてくださいね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。