昨年の黒豆味噌に続き、今年はひよこ豆味噌に挑戦。
味噌の原料は大豆だけかと思っていたので、興味しんしんで参加です。
もくじ
- お味噌の原料は大豆だけではない
- ひよこ豆の米麹味噌を作る
- もう一つの楽しみ、試食タイム。
お味噌の原料は大豆だけではない
お味噌の材料は、大豆だけかと思っていた私。
ひよこ豆で味噌が作れることを知り、興味しんしんでした。
そんな話をしていたら、講師の梅村小百合さんは、小豆や白いんげんなどでも味噌を仕込んだことがあるそうで、日々実験、試行錯誤をされています。
材料だけでなく、麹の種類も米麹、麦麹、豆麹とあることを知りました。
要するに豆+何の麹で仕込むかによって、どんな味噌になるのかを知ったのです。
お味噌の種類が分かりやすく書いてあるサイトをみつけました。
ほぼ毎日食べている味噌なのに、知らないことが多かった〜。
ひよこ豆の米麹味噌を作る
基本手順は、昨年仕込んだ黒豆味噌と同じ。
米麹と塩を混ぜて、塩切りをする。
茹でたひよこ豆は皮が硬く、繊維も多いため、ミンサーにかけて挽く。
黒豆の時は手でせっせと潰したので、ここは違うところ。
とても力がいる工程なので、ミンサーだと早いし、なめらかにきれいに仕上がりました。
そして、挽いたひよこ豆と塩切りした米麹をよく混ぜ
テニスボールくらいの大きさにして
空気を抜くために容器に投げつけながら入れ、隙間のないようにならす。
といったところ。
この後は、カビチェックや天地返しといった作業が夏場にあり、
約1年後くらいから食べられます。
さらりと復習がてら書きましたが、
ひよこ豆を茹でる下ごしらえや、良質な材料を個人で揃えるのは、結構な手間。
なので、昨年に引き続き、教室で仕込みました。
もう一つの楽しみ、試食タイム。
講座にもよりますが、今回のひよこ豆味噌クラスは、午前中からお昼にかけての講座なこともあり、ランチ形式の試食が付きました。
メニュー
- ひよこ豆味噌のお味噌汁
- ひよこ豆のコロッケ+生野菜
- 炊きたてご飯
- 油味噌
- ひよこ豆味噌1年もの・2年ものの食べ比べ
- 手作りドレッシング
写真を撮ったメニューを、紹介していきましょう
お味噌汁。ひよこ豆味噌は、黒豆味噌に比べるとやさしい味ですね。大根、油揚げ、小松菜かな?とネギ。具材もたっぷりで美味しい。味噌の食べ比べで感じたのが、私は2年ものの味噌のが好みだったこと。今回仕込んだ味噌も2年仕込みにしようと思います。
ひよこ豆のコロッケ(ファラフェル)。クミンが効いたエスニックな味で、超好み!衣はパン粉ではなく、乾燥したままの高野豆腐をプロセッサーで砕いたもの。タンパク質補充のための、小百合さんのアイディアです。ちなみに具にも砕いた高野豆腐が入っています。栄養バランスを常に考えるって、毎日の食生活で大事ですよね。そのままでも充分美味しいのですが、ソースをかけてもOK。
向かって右側が、ドレッシング。デコポンを使った柑橘味が爽やかなもの。生野菜にかけていただきます。ピンクペッパーの風味で、さらに爽やかな味です。
メニューではありませんが、箸置きが梅かな、桃かなの蕾。季節感があっていいですね。
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お味噌を作った教室は、キッチンスタジオkitchenBee (東京・浅草橋)。
昨年の黒豆味噌作り記事もどうぞ。
ミンサーにご興味ある方は、こちらの比較サイトがおすすめ。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。