〜美術館と街めぐり〜 富山市(駅南側の城下町編)

今回は富山県美術館での講演会に行くのがメインの旅行。
とはいえ、富山に来るのは初めてですので一日目は市内の美術館を堪能しました。
富山駅を挟んで、北側・南側と美術館が散らばっているので、まずは南側、富山城址のある城下町側の美術館です。

■豊かな時間を過ごす美術館■

富山市ガラス美術館
富山市佐藤記念美術館
ギャルリーミレー

富山市ガラス美術館

富山市ガラス美術館

なぜ富山でガラス?と思っていたら、1991年に富山ガラス造形研究所という公立の研究機関が設立され、「ガラスの街とやま」をまちづくりの柱に掲げているそうです。

そこで指導をされている方が館長に就いているとのこと。

富山キラリという再開発ビルの中に図書館と北陸第一銀行本店とともに入っており、隈研吾氏の設計で木とガラスを組み合わせた建物は外観もキラキラしているので遠くからでも目立ちます。

今回は常設展をじっくり堪能。展示室2つ分くらいのスペースなのでゆっくり丁寧に気持ちを落ち着けてみることができました。

国内外の現役の作家による作品がほとんどで、色や形、カットの仕方など造形面だけでなく、ガラスに描かれた絵や模様に物語性がある作品もあり、ガラスの広い表現世界を見ることができますよ。

富山市佐藤記念美術館

富山市佐藤記念美術館

富山城址公園内にある美術館。

地元の実業家、佐藤家の収蔵品を展示する美術館です。

1階は作品の展示、2階は佐藤家の紹介や移築した茶室を見ることができます。

今回の企画展は屏風の展示で、展示ケースに入っているものの、とても近い距離で見ることができました。細かいところまで見られたので満足度が高かったです。

お抹茶と生菓子が頂ける茶室や、城址公園の景色を存分に眺められる広いガラス張りのスペースなど、個人美術館ならではの落ち着きと丁寧な作りが感じられる美術館でした。

ギャルリ・ミレー

ギャルリ・ミレー

予定していなかったのですが、富山市ガラス美術館でチラシを見つけて興味を持ち行ってみました。

北陸銀行が運営しており、収蔵品を展示するための美術館です。

18世紀〜19世紀にかけてのヨーロッパ絵画が展示されています。

企画展が変わっていて、山梨県立美術館のミレー作品の「パネル」展示なのです。作品を借りるのではなくパネル展示。

これは通りから見えるウィンドウにも展示してあったり、町中の支店のウィンドウにも同じように展示がありました。

目に留まるところに美術を持ってくるという姿勢を見たようで、企業としての文化活動に力を入れている様子が伝わってきます。

■お腹を満たす美味しいもの■

池田屋安兵衛商店の薬膳ランチ

越中富山の薬売り、薬都富山、ということで、
ランチは薬屋さん直営のカフェで薬膳ランチをいただきました。

和漢薬に使われる生姜、陳皮、桂皮など馴染みのある食材と、変わったところでは桔梗の根を味付けに取り入れたメニュー。

デザートまでついた¥2,700のコースです。

メニューは以下の通り。

池田屋安兵衛商店・ランチ

牛肉と桔梗のしぐれ煮、干し柿の蕪包み柚子みそ
牡蠣香草焼き、煮大根、紅ズワイあんかけ
純米酒粕漬け奉書包み焼き(豚肉と野菜)
高麗人参と鶏団子のスープ
黒米の山菜おこわ
香の物(陳皮入り)
野草茶(十薬・鳩麦・杜仲)
特製デザート(たんぽぽコーヒーのシフォン、クコの実アイス、金柑、キウイ)

池田屋安兵衛商店・ランチ

季節ごと(約3ヶ月ごと)に薬草や食材を旬のものにしてメニューの変更をするそうです。

しっかり満腹になりますが、消化が良いようでいつもより早めに空腹になりました。身体に負担の少ない食べ物ってこうゆうことなのでしょうね。

席数が少なめですので、予約をおすすめします。

■ふらりと立ち寄った場所■

富山市郷土博物館

富山市郷土資料館

佐藤記念美術館と同じ富山城址公園内にあるので行ってみることにしました。

初めての土地に来た時は「郷土」とか「歴史」とかついた博物館や記念館に行くと土地の歴史や成り立ちが分かるので、時間を作ってこのような施設にも行くようにしています。

予想通り、私にとっては細かすぎるほどの富山の歴史が紹介されており、とても一回で頭に入るものではありません。

富山という地名がかなり昔から使われていたことや、加賀前田家の分家である前田家と土地の有力者、越後の上杉家などとの関連が印象に残りました。(時系列に整理できてない!)

天守閣も綺麗に整備されていて、立山連峰をはじめ、市内の景色が360度一望できるのもポイントです。

次回は駅の北側、運河のエリアを書こうと思います。