海の近くの美術館に縁があった2月。
内陸に住んでいるため、
海を見るだけでも心踊ります。
天気も良く、眩しい春の日差しを
たっぷり浴びてきました。
もくじ
- 見た展覧会10展
- 初訪問の施設
- 念願の山本作兵衛作品が見られる
見た展覧会 10展
10展行った中でのマイベストは
ミロ展
(Bunkamuraザ・ミュージアム)
→2022.4.17まで
ミロがこんなに日本に影響を受けていたとは、
知りませんでした。
展覧会を見ていると書や埴輪などの形や、
日本的なものが見えてきて、
ミロなりに影響を受けたことを取り入れたのかな
と感じます。
1966年に開催された、
東京国立近代美術館での日本での初の個展や
世界に先駆けてミロの作品に価値を見出した、
日本人の関係者の紹介も興味深く見られました。
続いては他の9展です。
北斎と日本史展
(すみだ北斎美術館)
→会期終了
新収蔵品展
(町田市国際版画美術館)
→会期終了
未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展
(パナソニック汐留美術館)
→会期終了
よみがえる正倉院宝物展
(サントリー美術館)
→2022.3.27まで
奥谷博ー無窮へ
(神奈川県立近代美術館 葉山館)
→2022.4.3まで
古陶磁が奏でる美の世界展
(山口蓬春記念館)
→2022.4.3まで
山本大貴展
(千葉県立美術館)
→会期終了
ジャポニスム世界を魅了した浮世絵展
(千葉市美術館)
→会期終了
上村松園・松篁・敦之 三代展
山本作兵衛展
(東京富士美術館)
→会期終了
初訪問の施設
見たい展覧会がやっと出てきて(山本大貴展)
初訪問となった美術館。
館内のそこかしこがレトロだなぁと思っていましたが、
1974年の開館とのことで、納得。
開館してから48年にもなるのですね。
千葉みなと駅から徒歩10分位の
千葉ポートパークという公園のような
緑地のような中にあります。
海が近いせいか、開放感もある良い場所です。
念願の山本作兵衛作品が見られる
東京富士美術館に上村松園・松篁・敦之展を見に行った時に、
ミニ企画展のような感じで開催していた「山本作兵衛展」。
まとまって作品を見たのは初めてでしたので、
念願叶ったりです。
普段は福岡県田川市にあります、
石炭・歴史博物館に収められており、
関東で見られる機会は滅多にないため
有り難い企画でした。
炭鉱夫の仕事や生活を
絵と言葉で描いた作兵衛さんの作品。
数多くの記録絵を書くことで、
作兵衛さんが言いたかったことは
何だったのだろうと考えます。
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3月も楽しくしっかりいこう。
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牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。