心配していたお天気も良い方にハズレて快晴。
夏のような日差しの中、築地場外市場の食べ歩きから、散策を経て、締めの月島もんじゃを楽しんできました。
もくじ
・築地場外〜月島、私の印象。
・食べ歩きレポート
・驚きの築地本願寺
・次回に食べてみたいもの
築地場外〜月島、私の印象。
あえて機会を作らないと行かない場所と言うのは意外とあるもので、今回朝活仲間と行った築地〜月島も私にとってはそんな場所。
市場本体は豊洲に移転しましたが、場外市場はそのまま残っているのですね。
まずは、外国人で溢れかえっている様子に驚き。
アジア系がダントツ多い。
異国情緒というより、もはや異国。
海外に来ているような感覚でなんだか楽しい雰囲気です。
築地場外を後にすると、築地本願寺、明治時代は外国人居留地でした明石町。佃大橋を渡って佃島。
このあたりは聖路加国際病院やマンションが立ち並ぶ、静かな地域。
築地場外から目と鼻の先ですが、ずいぶんと落ち着いた雰囲気に変わりますね。
そして月島に来ると、また人が増えて賑やかになる。
徒歩圏で様々な街の顔を感じることができました。
食べたものレポート
(築地場外市場)
卵焼き(山長)
厚いですね〜。
非常に食べごたえがあります。
甘め・甘さ控えめと温かい・冷たいの4つの選択肢からお好みを選びます。
私は甘さ控えめの温かいもの。
だし巻き卵ですが、思っていたほど出汁も濃くなく、甘みも控えめなので卵の味わいも楽しめてバランス良し!
できたて熱々は美味しいです。
鰻の蒲焼き串(山長の角を曲がった並びのお店)
今年の夏は鰻を食べなかったので、ここで食べられて嬉しかったです。
身の繊細さはありませんが、肉厚でガツンとくる食感に満足。
渡される時にもう一度タレをかけてくれるのですが、これは無いほうが鰻の味が味わえたかも。
次回は「あ〜!タレはかけないで!」と叫びたいと思います。
さつま揚げにコーンがみっしり入った串。
今回は6人で行ったのですが、店員さんが座って食べられるようにと椅子を確保してくれた気遣いがとても嬉しかった♪。
「もろこし揚げ」の名に恥じぬ、大量のコーン。
とうもろこしの甘みを存分に味わえます。
練り物にしては味が薄めなので、醤油があるとより甘みも引き立つかもしれません。
私、肉も魚も赤身が好きなので、この日も迷いなく赤身握りを注文。
口に入れた瞬間に新鮮さが分かる、瑞々しい赤身。
一貫から注文できるのも気軽でいいですね。
江戸時代からつづく庶民のファーストフードを実感。
ただし、現代ほど冷蔵技術がない時代は、生のネタではなく、酢で〆たり、煮貝など、加工したネタで提供していたようですよ。
通りがかりで見たデモンストレーションに惹かれて購入。
店内で牛乳の入ったカップを購入し、店頭で点ててくれる抹茶とガムシロップをいれてもらい「抹茶オレ」が完成。
抹茶が牛乳と混ざり風味豊かな味。
ガムシロップもこだわっているようで、甘すぎずサラリとした感じで、抹茶や牛乳の風味を消さない存在感が○。
白と緑のコントラストも美しい。
(月島)
もんじゃ焼き(わらしべ)
店員さんにもんじゃを焼いて貰ったのは初めて。
お好み焼きといっしょで焼いてくれるお店もあるのですね。
火加減がポイントのようですが、手際もいい!
頼めるなら焼いて貰うのがいいですね。
6人で行ったので5〜6種類+デザートのあんこ巻きまで堪能。
イカのワタが入ったものと3種類のチーズが入ったものが特に美味しかったです。
驚きの築地本願寺
築地場外市場で食べ歩きの途中、ふと見えたのが「築地本願寺」。
路地から見た時は教会のような、西洋風な建物に見えましたが、お寺の敷地に来て見ると、なんともエキゾチックな建物。
お寺のイメージが変わりますね。
浄土真宗本願寺派の直轄寺院とのことで、非常に権威のある、そして成り立ちにおいて、地元との繋がりも深いお寺なのです。
本堂と別棟のインフォメーションセンターには充実のショップやカフェ。
2階のブックセンターには仏教関連の本だけでなく、美術書などもあるそうで、あらためて時間を作って行きたいと思います。
次回に食べてみたいもの
・生牡蠣
多くのお店で出していた生牡蠣。大きさにより値段もさまざまです。
・築地木村屋のカレーパン
かなりボリュームがありそうでしたので「パス」したカレーパン。
考えてみたらお土産に買っても良かったですね。
カレーの具がしっかり入っていそうで、美味しそうです。
・炙り丼
お店を忘れてしまったのですが、美味しそうでした。
この炙り丼でなくても、食べ歩きでなく、店内で頂くというスタイルも惹かれます。
なにせ築地ですから、回転寿司でも普通のお店より美味しそうですよね。
その際はいきあたりばったりよりも、事前に調べていくのが良さそうですね。
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これから外を散策するのに気持ちの良い季節。
食欲の秋を満喫するのに、築地場外〜月島コースはいかがでしょうか。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。