1872年10月14日に
新橋-横浜間で鉄道が
開業してから150周年。
美術館などの文化施設では
記念の企画展が開催中です。
そんな企画展を見るために、
先日、太田記念美術館へ
行ってきました。
展覧会感想と共に、
行ってみたいと
興味を持った展覧会も
ご紹介します。
はこぶ浮世絵
会期は終了していますが、
ツイッターにてオンライン展覧会を配信中です。
【オンライン展覧会】太田記念美術館にて、明日10/26まで開催の「はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道」展。会期終了までにご覧いただけないという方のために、オンライン展覧会も配信中です。作品全66点の画像と解説をいつでもどこでも楽しめます。ぜひご利用ください。https://t.co/qEqgIqll6m
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) October 25, 2022
乗り物だけでなく、もう少し範囲を拡げて
「はこぶ」ことにも焦点をあてています。
遊郭や茶屋で料理を運ぶ、
飛脚の料金や、海運での船の種類、
東海道五十三次での
旅の道中の川越事情など、
浮世絵に描かれた
江戸時代の風俗と共に、
楽しく見て知ることが
できました。
浮世絵を切り口に、
色々と知ることができる美術館だと、
あらためて思います。
開館時間:10:30〜17:30
休館日:月曜日・祝日の場合は翌日
事前予約:不要
鉄道と美術の150年
東京ステーションギャラリー
2023/1/9(月・祝)まで
鉄道が開通した1872年と時を同じくして、
「美術」という言葉が
使われるようになったそうです。
鉄道がモチーフになった作品展示だけではなく、
美術と鉄道がお互いに影響を
与えあったところなど、
鉄道と美術の関係性もテーマにしています。
開館時間:10:00〜18:00
金曜日は10:00〜20:00
休館日:月曜日・他もあり
事前予約:推奨・注意事項あり
鉄道の作った日本の旅150年
鉄道博物館
2023/1/30(月)まで
鉄道と旅をテーマにした企画。
ご紹介した5つの展覧会の中では
一番身近に感じるテーマかもしれません。
メインは写真展示のようですが、
重要文化財の鉄道古文書なども
展示期間を分けて公開予定とのこと。
普段目にしない文書も見られそうです。
開館時間:10:00〜17:00
休館日:火曜日
(開館日もあるので、カレンダー参照)
事前予約:必須
鉄道開業150周年記念 人物で見る日本の鉄道開業
港区立郷土歴史館
2022/12/18(日)まで
鉄道開業に尽力した「人」に
焦点を当てた展覧会。
政治家や技術者、知識人の方々が
関わられたようですが、
意外な方もいるかもしれない?!を
楽しみに行ってみたいですね。
開館時間:9:00〜17:00
土曜日は9:00〜20:00
休館日:毎月第三木曜日・他もあり
事前予約:不要
ほんから飛び出せ!のりものたち
東洋文庫ミュージアム
2023/1/15(日)まで
企画展「本から飛び出せ!のりものたち」明日より開幕です。2022年10月5日(水)~2023年1月15日(日)
鉄道、馬、キントウンに、ジャンク船、ジャンク船、ジャンク船などなどをビジュアル資料でご紹介します!ぜひご覧ください✨https://t.co/xC8NylE1F9 pic.twitter.com/VjEgRWWXkb— 東洋文庫ミュージアム (@toyobunko_m) October 4, 2022
鉄道が開通する前は、
どんな乗り物で輸送や移動をしていたのか
といった歴史に登場する乗り物だけでなく、
空想の乗り物までも紹介する展覧会。
本を切り口にした企画ならではの
面白さが期待できます。
開館時間:10:00〜17:00
休館日:毎週火曜日・他もあり
事前予約:不要
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ご興味のある展覧会はありましたでしょうか。
JR東日本の特設サイトでは、さまざまな記念イベントや
キャンペーンのご紹介もありますので、併せてご覧ください。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。