自分の感動ファーストで 美術展や映画を味わおう

先日、2回目の「すずめの戸締まり」を
観に行きました。

美術の展覧会もそうですが、
何度も観に行く「ハマる」状態。

そこには必ずセットで
「感動」があります。

美術展の紹介はネタバレOKの理由

それは展覧会のコンセプトやエッセンスを
紹介しているだけだから。

たとえ展示されているすべての作品が、
写真で紹介されていたり、
そのキャプションが全て書かれていても、

リアルで展覧会を見たことと
イコールにはならないからです。

むしろ、すべてを見せられることによって、
この作品を展示室でリアルに見てみたい、
と思うのではないでしょうか。

映画の紹介はネタバレOKかNGか。

映画のネタバレは、個人的にはNGです。

人によっては先程の美術展の紹介の時のように、
ストーリーを始め、詳細を知っても
見に行く人もいるかもしれません。

私は最初に見るときには、
できるだけ情報がない状態で、
自分のフィルターを通して感動したい
という欲望があります。

あらすじまでは許容範囲ですが、
すべてのストーリーを知り尽くして
観に行ったとしたら、

それは単に確認作業に
なってしまうような気がします。

最近ハマった映画の1つに
「すずめの戸締り」があります。

映画館に2回観に行き、
小説も購入して読みました。

なぜこんなにもハマったかと言えば、
ストーリーはもちろん、
声優陣も知らずに観に行き、
自分のフィルターを通した
感動が得られたからでしょう。

今回の自分のフィルターとは、
昨年12月に陸前高田に行く機会があり、
被災地を訪れた経験です。

最初に映画を観に行こうと
思ったきっかは、

友人がSNSの投稿で、震災がテーマの一つである、
というようなことを書いていたことに
ピン!ときたことです。

もし詳細なストーリーを知っていて、
確認作業のようになった場合
ここまでハマらなかったかもしれません。

小説を先に読んで行った場合も、
しかりです。

知識や情報は後付けでよし

余計な情報を入れずに、
気になったものをまずは見に行く。

ということが大事だと思います。

最初に感動を得て、そこから興味が湧き、
芋づる式に関連するものに手をのばしていく。

まずは自分の感動ファースト。

そのために余計な情報を入れずに見に行く。

それが映画なり、美術展なりを、
美味しく味わう秘訣の一つだと
思うのです。

***

人はなぜ感動するのか。
「感動」について書かれている、コチラの記事も併せてどうぞ。

なぜ、私たちは感動するのか?その答えに気づいた話。

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