2020年11月に初めて訪れた、島根県の出雲大社。
お越しの際には、どうぞ参道にあります彫刻や松の根も、お楽しみください。
もくじ
- 境内と参道の様子
- 参道にある彫刻
- 個性的な松の根
境内と参道の様子
思っていたよりも、小ぢんまりとしたところだな。
この感覚は正面の鳥居を見てから、帰りに鳥居を出るまで、ずっと持っていた感覚です。
正面の鳥居。土曜日の朝10:00前くらい。まだ人もまばらです。
大きく茂った白い山茶花。自由にのびのびと、茂り放題なところが目に留まりました。花も八重で綺麗です。
本殿への最後の鳥居。
拝殿。建物もしめ縄も思っていたよりも、小さい。なぜ、私は壮大なお社を勝手に想像していたのうだろう?
じっと見ているうちに、この小ぢんまりした大きさに、気持ちも落ち着いてきました。
立派なしめ縄。この太さでズレもなく、綺麗に藁を揃えるなんてスゴイ技です。金具を使って、菊が個性的に仕立てられていました。
参道にある彫刻
参道を歩いていると、松の木の合間に、いろいろと彫刻やら置物?のようなものがあります。
因幡の白兎にちなんだ、うさぎたち。うさぎは他にもいたような。
オオクニヌシノミコトです。ものすごく大きい彫刻でしたが、細部まで作り込まれていて、肉感や表情が生々しく迫力満点。
この彫刻が、個人的には一番お気に入り。神社には抽象的なものが合うと思っています。「神話の杜」(瀧徹)です。
個性的な松の根
参道には松の木が多く植えられています。そんなに大きな樹ではなく、どちらかというと細身の木が目に付きますが、枝ぶりも根の張り方も、自由闊達な感じです。
細めで細かい根。
少し太めの根。なんだかヘビに見えてきました。
小刻みに地を這うような根。
もうヘビにしか見えない根!八岐の大蛇さながら。
盛り上がった根。今にも動き出しそうな臨場感。ちょっと怖い。
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出雲大社へお越しの際には、どうぞ参道にあります彫刻や松の根も、お楽しみください。
出雲大社へ行くきっかけとなった展覧会は、コチラの記事でどうぞ。
出雲大社でランチをするなら、出雲そば。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。