東京・浅草橋のスパニッシュイタリアン「ROJICA」(ロジカ)のランチでいただいた、カチョエペペというパスタ。
出てきた瞬間は「具が無い!!」と衝撃でしたが、食べるとシンプルでとっても美味しかったのです。
その時の記事はコチラ
チーズと胡椒にローズマリーが入っただけの超シンプルパスタ「カチョエペペ」
もくじ
- カチョエペペとは
- 材料と作り方
カチョエペペとは
カチョエペペ(cacio e pepe)とは、ローマ名物のパスタ料理。
茹でたスパゲティに、バター、オリーブオイル、黒胡椒を絡め、お皿に盛ってから、パルミジャーノとペコリーノの2種類のすりおろしたチーズをたっぷりかけた一品。
カチョ(cacao)はチーズ、(pepe)は胡椒のこと。
読んで字の如しのメニューです。
あれ?イタリア語でチーズのことはフォルマッジョ(formaggio)ではなかったか?
と疑問に思い調べると、
トスカーナ地方から南の地域では、チーズのことをカチョ(cacao)とも呼び、主に山羊の乳から作ったペコリーノチーズを指すそうです。
さすがイタリア。
日常に密着した食べ物、チーズの呼び名に関しては、他にも細かく分かれていそうですね。
材料と作り方
私の適当な作り方も、ご案内したいと思います。
【材料】(一人分)
パスタ 100g
バター 10g
オリーブオイル 適量
黒胡椒 適量
ローズマリー(乾燥)適量
パルメザンチーズ 適量
【作り方】
パスタを茹でる。パルメザンチーズをたくさんかけるので、茹でる時の塩は控えめでもよし。
茹で上がったら、鍋の蓋をずらし、湯切りをする。この時に少し、茹で汁を残すといいです。
鍋に入ったパスタの中に、バター、オリーブオイル、ローズマリー、黒胡椒を入れ、よく混ぜる。
お皿に盛り付け、パルメザンチーズをたっぷりかけて、出来上がり♪
【わたしの気付き】
オリーブオイルはエクストラバージンがいい。
ローズマリーは乾燥ではなく、フレッシュの方がいい気がする。
やっぱり一度は、パルミジャーノとペコリーノを買ってきて、すりおろしてかけてみたい。
ちゃんとした作り方のサイトには、ローズマリーが入っていません。
私が食べたお店には入っていたので、入れて作ってみました。
個人的には入っていたほうが、味にアクセントがついて、最後まで美味しく食べられると思いますよ。
シンプルなメニューというのは、素材にこだわることで味わいが変わってくるのが、魅力ですね。
使ったパスタはコチラ
小豆島麺匠・甚助のパスタ/塩が練り込んであり、ゆで時間は約3分。手軽に美味しくを絵に書いたようなパスタ。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。