これ一冊できちんとわかるアーユルヴェーダ【ブックレビュー】複雑なアーユルヴェーダの実用と知識をカバーしている良書

アーユルヴェーダを勉強された方から
話を聞く機会があり、

せっかくなのでもっと知ろうと
その方のオススメ本を購入しました。

タイトルの通り、アーユルヴェーダについて
網羅されており、

同時に一言では言い表せない
アーユルヴェーダの複雑さや
奥深さも分かる一冊。

イラストや写真も多い
ライトな作りでありながらも
専門用語の紹介もあり、
実用と知識を兼ね備えた良書です。

アーユルヴェーダが複雑に感じる理由

アーユルヴェーダは複雑だ、奥深い
と、私が感じた大きな理由は
以下の2点です。

・物事には多くのことが関わっていて、
そのバランスで成り立っている。

・何事も白黒や善悪、0か100では
本質は理解できない。

これを前提に、多くの分野に
関わる考え方をするために

複雑になっているのだろうと
推測しています。

アーユルヴェーダとはなんぞや?

を、読了後も一言ではうまく
言い表せないので
つらつらと書いてみると

医学であり、民間療法でもあり、

フィジカル・メンタル両面の
セルフケアでもあり、

食事法や健康法、
運動法でもあり、

自己探求のツールでもあり、

本質を理解するための
道筋であったりと、

読んでいても様々な分野との
関連が思い当たります。

複雑な中にも、共感する部分や
理解できる部分が
人それぞれあるはずなので

そこをきっかけに
アーユルヴェーダの世界に
入っていくのが良いと思います。

私が特に興味を持った2点

①病気に対する考え方
②バランス感覚

①病気に対する考え方。

中医学で「未病」と呼ぶ部分を
さらに4つの段階に分け、

病気という言葉は使わず、
発症と慢性化という
独特の解釈をすること。

病気なのですか?
そうではないのですか?
ではなく、

「あなたの体は〇〇タイプの傾向が強く、
現在は△△な状態ですから、
□□なケアを施しましょう。

という感じ。

未病の段階からケアする
予防医学に重きを置く考え方が
とてもいい。

病気になってから、治療をするよりも
予防の方が時間もお金もかからないし、

なにより、しんどい思いをしなくて
済むのが一番のポイントでしょう。

そのケアを日本での日常生活に
取り入れやすいよう、

マッサージやヨガのポーズ、
食事のメニューも
本では紹介されています。

②バランス感覚

アーユルヴェーダでは体質を大きく
3つに分けますが、

季節や時間帯にも
体質のタイプと同じように
タイプが当てはめられています。

それぞれの時期や時間に
行うといいことや
気をつけることが書いてあり、

自然のリズムと自分の体調や
気分というリズムを
一つとして考え、

物事には多くのことが関わっていて、
そのバランスで成り立っている
という考え方。

バランスを調整するための知恵が
アーユルヴェーダであるとも言えます。

私が実際始めたこと

・朝起きたら窓を開けて
 空気の入れ替えをする

・朝の洗顔のときに、舌の掃除をする。

・夜お風呂から出て、寝るまでの間に
 ごま油を染み込ませたコットンを
 耳栓のようにして両耳に詰める。

以上の3つ。

話を聞いた時におすすめされたことの中で
なんとなくいい感じに続いている3つです。

本にこのまま載っている
訳ではありませんが、

窓を開けて空気の入れ替えをすることや、

舌の掃除のこと、ごま油が
マッサージオイルに
適していることなどは
記載がありました。

自分がやってみたい、
試してみて心地がいいと思う
アーユルヴェーダを
まずは生活に取り入れることから
始めてみましょう。

SNSはじめました!

ブログだけでなくSNSもはじめました。
フォローしてくれるとうれしいです!