6月のお稽古は、
水揚げが難しい花材でした。
1週間ももたずに、
すでに枯れてきてしまい
悲しいです。
そんなわけで、
早々にいけ替えもしましたので
そちらの写真もお楽しみください。
今回の花材
- 房すぐり
- バラ(アクロポリス)
- 源平シモツケ
源平シモツケの名前の由来
今回の花材の一つ、「源平シモツケ」。
1枝に白とピンク、2色の花が咲いています。
「源平」と「シモツケ」。
何か由来がありそうなこの2語が気になり
名前について調べてみました。
まず「源平」とは。
赤と白が1本の枝に混ざって
咲く植物のことで、
白を源氏の白旗、赤を平家の赤旗に
例えたものだそうです。
そして「シモツケ」。
こちらは下野国(しもつけのくに)、
現在の栃木県で発見された植物のため
名前に使われているそうです。
赤と白の花が咲く、栃木県で発見された植物なので
「源平シモツケ」と呼ばれているのですね。
コデマリやユキヤナギと同じバラ科の低木で、
庭木としても、盆栽でも楽しめるとのこと。
手入れも特にいらず、とても育てやすい植物です、
後日のいけ替え
バラと源平シモツケが、
1週間経たないうちに枯れてきました。
庭にあるアナベルと名称不明の花を
花材にしていけ替えしました。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。