「バンクシーって誰?展」で数年ぶりに出かけた天王洲アイル。
寺田倉庫のアート事業のおかげもあり、
アートを感じる素敵な街になっていました。
もくじ
- 見た展覧会12展
- 初訪問の施設3館
- アートを感じる天王洲アイル
見た展覧会 12展
12展行った中でのマイベストは
バンクシーって誰?展(寺田倉庫G1)
→2021.12.5日まで
純粋な美術館ではなく、広い空間を使って会場作りからする展覧会。
とにかく展示空間の作り込みが精巧で素晴らしく、
リアルにはかなわない映画のセット感はありますが、
吸いかけのタバコや街の薄暗さ、壁の汚れ具合、
隅っこのゴミ溜まりなどは、スゴいリアル感です。
お陰で、ああ、バンクシーの作品って、
こんなふうにリアルで存在するのだなと
体感することができます。
痛烈な社会風刺にもとづく作品は、
分かりやすい、分かりにくいはあるものの、
正体不明のこの作家が、物事がよくなる兆候は必ずある、
と信じているのが伝わってきます。
続いては他の11展です。
マン・レイと女性たち展(Bunkamuraザ・ミュージアム)
→会期終了
植物展(国立科学博物館)
→会期終了
大阪市立自然史博物館に巡回予定
Walls&Bridges展(東京都美術館)
→2021.10.9まで
藤戸竹喜展(東京ステーションギャラリー)
→会期終了
江戸から東京へ展(東洋文庫ミュージアム)
→会期終了
森に棲む服 ひびのこずえ展(そごう美術館)
→2021.10.10まで
目力展(板橋区立美術館)
→2021.10.3まで
ネイチャーアクアリウム展(ギャラリー・アーモ)
→2021,11,14まで
杉浦非水展(たばこと塩の博物館)
→2021.11.14まで
塔本シスコ展(世田谷美術館)
→2021.11.7まで
自転車のある情景展(八王子市夢美術館)
→2021.11.23まで
初訪問の施設3館
国立科学博物館
東洋文庫ミュージアム
寺田倉庫G1
アートを感じる天王洲アイル
「バンクシーって誰?展」で、数年ぶりに天王洲アイルに出かけました。
寺田倉庫G1やWHAT MUSEUMなど、
寺田倉庫が手掛けるアートスペースと、その関連の店舗などによって、
アートを感じる素敵な街になっているなと感じます。
港湾地域が持つ独特の殺風景さが、良い意味で効いていて
広々とした開放感あふれる、気持ちよさを作り出しているようです
■□■□■□■
緊急事態宣言やまん延防止の重点措置などが、全国的に解除になりましたね。
確か昨年の今頃も、コロナウィルスの活動が一時的に停滞したので、
GoToトラベルで島根に行ったことを思い出しました。
ピンと来る場所があれば、美術館巡り旅に出かけたい気分です。
10月も楽しくしっかりいこう。
9月に読まれたTOP3記事
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。