2023年のお正月は、
盛花(もりばな)の他に
お生花(おせいか)と
呼ばれるいけ方のお稽古もしました。
人生2回めの万年青を使った
お生花です。
今回の花材
- 万年青(都城)
万年青はいろいろ種類があるのですが、
今回の花材は都城(みやこのじょう)。
葉の周りが白いのが特徴です。
![いけばな](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_4535.jpeg)
![いけばな](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_4554.jpeg)
剣山を大きめのものを使ったせいか
横に広がった感じがしています。
![いけばな](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_4550.jpeg)
赤が鮮やかです!
葉に隠れるようにいけるのが
ポイント。
でもいけ方はいろいろあり、
実を見せても間違いではないようです。
マムシグサの実にも似てますね。
![いけばな](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_4590.jpeg)
我が家には床の間がないため
玄関の靴箱の上に置いています。
高い位置に置くので
剣山が丸見えなのが気になり、
ホームセンターでガーデンストーンなる
名前の石を買ってきました。
なるべく白い色の石を選んで
足元に置くと、
少し趣もでたかな。
このように、剣山や足元を隠すために
石をあしらうこともあると
教えてもらいました。
![いけばな](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2023/01/1540378_562816773794848_638316348_o.jpg)
こちら人生初!お生花。
9年前にいけたものです。
やたら時間がかかった記憶があります。
今回と形も違いますね。
万年青のいけ方には
基本はあるものの、
流派によって、いけ方は
いろいろあるようです。
もちろん、花器の形やいける場所に
左右されるのは、
盛花の時と同じですね。
動画を見ていても
様々ないけ方をしていますが
私が教えていただいたいけ方に近いのは
こちらの動画です。
3枚もしくは、2枚を1セットにして
いけていく方法です。
万年青は生産者が
少なくなってきているようで
手に入りにくい花材。
機会があれば
またお稽古したいと思います。
後日いけ替えた万年青。
最初より形が良くなった気がしています。
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2023年お正月のいけばなはコチラ
![真理子](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2019/01/1228MN_003-100x100.jpg)
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。