明けましておめでとうございます。
今年は初めて、自分でお正月用花材を調達し、いけた年になりました。
もくじ
- 今回の花材
- 私が「いけばな用の花材」にこだわる理由
今回の花材
- 若松
- 葉牡丹
- 千両
- オンシジューム
- 金柳
葉牡丹が大きめで、葉も立派。
菊や百合などの花がなくても十分に華やかです。
セットでは若松・葉牡丹・千両の3つだったのですが、
これだけだと少し寂しいかなと、オンシジュームと金柳を別途追加しました。
華やかなのが好みなので。
私が「いけばな用の花材」にこだわる理由
それは、「いけばな用の花材」として扱っている花材は、しっかりとした花材だからです。
力があるというか、新鮮で生命力があるのです。
花材自体に力がありますから、水揚げも良く、長持ちします。
今年は、Covid-19の感染拡大で、先生宅でのお稽古ができませんでした。
その間、お花屋さんやホームセンターの園芸コーナー、スーパーの花束コーナーなど、いろいろなお店で花材を調達しては、いけていましたが
そのたびに、何かが違うと感じていたのです。
時間がたち、一般の店頭にある花と、いけばな用花材との違いが分かるようになりました。
花材自体が新鮮であること、
生命力があること、
茎や枝葉、花がしっかりと力をもっている、ことに気づいたのです。
あくまでも、個人的な感覚なので、仕入れが違うとか、流通経路が違うとかいう理由は分かりません。
機会があれば先生やお店の方に聞いてみようかなと思っています。
昨年末は、お稽古仲間とラインで連絡をとりあい、
お互いがいけた花を見せ合ったり、先生にメールで送ったりしました。
選ぶ花材やいけ方は人それぞれなので、
写真を見るだけでも面白い!
いけ方や花材の選び方の勉強になります。
やはりリアルにお稽古したいな〜。
無事、お稽古用のお花のお店を見つけられたので、引き続き自主練をしつつ、
オンラインでお稽古ができないものかと、方法を模索しようと思っています。
前回いけたのは、なんと9月。久々のいけばなですね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。