今回、初めて頂いた「やまねこちんすこう」。
ちんすこうって、いろいろあるのだなと気づき、興味が湧いたことを思い出したり、調べたりしてみました。
もくじ
- やまねこちんすこうを食す
- 私が推す「ちんすこう」
- 簡単に手作りできる「ちんすこう」
- 「ちんすこう」の歴史
- やまねこちんすこうの箱にも注目
やまねこちんすこうを食す
講座の合間に頂いた「やまねこちんすこう」。
西表島のお米で作ったと書いてあります。
小麦粉版に比べて、さっぱり軽いことが一番の特徴かな。
実は頂いたのは写真のプレーンではなく、黒糖味。
米粉の軽さと黒糖のこっくりした甘さがバランスよく、美味しかったです。
猫の形が可愛らしいので、猫好きの方のお土産にしても喜ばれそうですね。
それにしても、「やまねこちんすこう」の情報が、個人のブログくらいしか出てこない。
ということは、西表島に行かないと買えない、かなりレアなお土産なのではないかと推測しています。
私が推す「ちんすこう」
基本中の基本のちんすこう。
ホロホロと口の中でとけるような、驚きの食感が忘れられません。
パッケージもカラフルで素敵です。
くがにちんすこう同様に、口の中でとける食感に加えて、
塩味と甘みが同時に口の中に広がるハーモニーが素晴らしい。
どちらのメーカーか忘れてしまったのですが、
コーヒー味のちんすこうも美味しかったなぁ。
簡単に手作りできる「ちんすこう」
なんと、ちんすこうは簡単に作れるらしいです。
材料はたった3つ。
小麦粉・砂糖・ラードです。
砂糖はグラニュー糖、甜菜糖、黒糖などを使ったり、
ラードはサラダ油や菜種油に変えて作ることもできます。
材料を混ぜて、形を整えて焼く。
とにかく簡単なので、今度作ってみようかな。
「ちんすこう」の歴史
琉球王朝(1429年〜1879年)の後期に、
中国王朝からの使節をもてなすために習得した中国菓子と、
薩摩藩の奉行を接遇するために学んだ日本菓子とを融合して、作られました。
王族や貴族のみが、お祝い事のときに食べる特別なお菓子だったようです。(Wikipedia参照)
やまねこちんすこうの箱にも注目
最後に、「やまねこちんすこう」の箱に貼られている、青い帯の柄にも注目してみましょう。
これはミンサー織。
沖縄の伝統的な織物です。
沖縄旅行のお土産に、似た柄のポーチを購入したことがあり、気づきました。
木綿の糸で織られているので、素朴な風合い、手触りの良さ、耐久性が、使っていて良い点でしたね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。