テレビを見ていたら、金沢のスーパーで、花がよく売れているという話。
外出自粛で自宅にいる時間が増え、花を飾って楽しむ方が増えているようです。
そうだ。私もお花をいけよう!
お稽古もしばらく行けそうにありませんから、感覚を忘れないためにも、定期的にお花をいけようと思った、テレビの話。
母の誕生日も近いので、ちょうど良かったのです。
庭の木を切って枝ものにして、花は食材調達の日にスーパーで、限られた中から選んで購入しました。
今回の花材
- ナツツバキ
- アルストロメリア(クリーム・ピンク)
- スプレーマム(黄色)
- カーネーション
ナツツバキ。6月位になると、白い花が咲きだします。花も好きですが、今の時期の葉がワサワサと茂る状態も好きです。緑が本当に綺麗。
アルストロメリア(クリーム・ピンク)。今回は一本の茎をばらさずに、そのまま大胆にいけました。ナツツバキの葉が茂って力強いので、それに負けないように、お花も力強く一本そのままで。
スプレーマム(黄色)。洋菊です。菊は気候が暖かくなっても、保ちが良いので、これからの季節は重宝する花材。色も鮮やかでいいですね。
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テレビの話には続きがあります。
花屋の店主の方が言うには、
今はまだ花が豊富にあるけれど、この状態(COVID-19感染拡大防止による経済的な影響)が続けば、花が売れないため、生産農家の方々が作付面積を減らし、結果花が少なくなってしまうことが心配だとのこと。
そうゆうことも起こるのか。
個人的に気が滅入る日もあったり、気疲れしてるなと思うこともあるのですが、
現在に生きている一人として、
このような現実もしっかりと見据えたい、
そんな思いをもった小さなニュースでした。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。