新しい年になり
さて今年はどんな展覧会があるのか、
どの展覧会に行こうかと
ウキウキ、ワクワク。
お気に入りの美術館ホームページや
Web検索でいろいろと見ては検討する
至福の時間を
ちょいちょい作っています。
そんな折、美術展ナビにて2023年に開催の
40もの展覧会を一気に紹介しているサイトが
役に立ちましたので、
美術館巡りが好きな方にオススメしたいと
この記事を書きました。
\2023年のオススメ展覧会40選!/
ルーヴル、エゴン・シーレ、マティス、ホックニー、ダムタイプ、親鸞、東福寺、重要文化財の秘密など注目展満載です。今から日程を確認しておきたいですね_φ(・_・ https://t.co/p9JtcXl73D— 美術展ナビ (@art_ex_japan) December 29, 2022
40選の中には、私が行こうと
予定している展覧会もあるのですが、
掲載が無く、個人的に推しの展覧会も
ありますので
合わせてお伝えしたいと思います。
ファンション・服飾系の展覧会から5選
まずは、美術展としてもお馴染みのジャンルになっている
ファンション・服飾系の展覧会から5選。
クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展 東京都現代美術館
2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
【掲載情報】#東京都現代美術館 で開催中の「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展がVOGUEで紹介されました。⇒世界で話題のディオール回顧展が遂に日本で開催。その全貌と見どころをレポート!#Dior #DiorDesignerOfDreams @DIORJPhttps://t.co/PmtGilF6vP
— 東京都現代美術館 (@MOT_art_museum) December 29, 2022
追悼 森英恵展 島根県立石見美術館
2022年12月22日(木)〜2022年1月29日(日)
森さんは島根県吉賀町出身。その縁で島根県立石見美術館とは縁が深く、代表作のひとつ、《ジャンプスーツ、カフタン「菊のパジャマドレス」》(1966年)など優れたコレクションを所蔵しています。アメリカに進出した当時の森さんの作品で、高い人気を誇りました。→(続 pic.twitter.com/syJ6X5T3Vo
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) December 22, 2022
マリー・クワント展 Bunkamuraザ・ミュージアム
2022年11月26日(土)〜2023年1月29日(日)
【おすすめの展覧会】
マリー・クワントの日本初となる回顧展がBunkamura ザ・ミュージアムで開催中。デザイナーとして、時代を切り開いた起業家としての歩みを紹介する。📆~2023年1月29日
🔗 詳細はこちら https://t.co/vkVb0u5RZT— 美術手帖 ウェブ版 (@bijutsutecho_) December 30, 2022
マリー・ローランサンとモード Bunkamuraザ・ミュージアム
2023年2月14日(火)〜2023年4月9日(日)
【「マリー・ローランサンとモード」開催へ】 https://t.co/SLxvshBhBY
2つの世界大戦に挟まれた1920年代のパリで一際大きな輝きを見せたふたりの人物、マリー・ローランサンとガブリエル・シャネル。両者を軸にした展覧会が、Bunkamura ザ・ミュージアムで来年開催されます。 pic.twitter.com/oFrCuao526
— 美術手帖 ウェブ版 (@bijutsutecho_) September 18, 2022
イブ・サンローラン展 国立新美術館
2023年9月20日(水)~12月11日(月)
【イヴ・サンローラン、日本初の大回顧展】https://t.co/lpc220G6rq
ディオールでデビューし、その後「イヴ・サンローラン」を発表してから約半世紀にわたり世界のファッションシーンをリードし続けてたイヴ・サンローラン。その日本初の大回顧展がこの夏、国立新美術館で開催されます。 pic.twitter.com/1m3F8kMjLX
— 美術手帖 ウェブ版 (@bijutsutecho_) January 1, 2023
昨年2022年の8月に亡くなられた
ファッションデザイナーの森英恵さん。
出身地の島根県にあります島根県立石見美術館で
いち早く追悼展が開催されています。
マリー・クワント展は、服やそのデザイン、生地を
見るのも楽しかったのですが、
彼女も含めた3人体制で
ブランドや会社を育てていく、
起業家としての彼女の紹介も
とても興味深かったです。
生誕120周年記念の棟方志功展
「棟方志功 メイキング・オブ・ムナカタ」展
以下の3館に巡回予定です。
富山県美術館 2023年3月28日(土)〜2023年5月21日(土)
青森県立美術館 2023年7月29日(土)-9月24日(日)
東京国立近代美術館 2023年10月6日[金]-2023年12月3日[日]
昨年「塔本シスコ展」の追っかけをしました。
全国4箇所の巡回展すべてに
足を運び鑑賞したのです。
同じ展覧会を別の美術館で観る
というのは面白いもので、
展示室の天井の高さや
作りが違うのは当然のことながら、
作品の並び順が変わったり、
美術館独自の演出があったり、
と小さな変化があるのです。
そして一番は、
普段行かない美術館で見られるという
強烈な非日常感を味わえることでしょう。
何度も同じ作品を見ることで
都度気になる場所が違うことや
以前は見落としていた点に
気づけたりするのも、
展覧会追っかけの効果だと思います。
今回の棟方志功展は、
3館とも行ったことがある美術館ですが、
一番のオススメは青森県立美術館。
青森県は棟方志功の出身地ですからね。
ただ、富山県と東京都も
縁のある場所なのです。
富山県は福光町(現・南栃市・なんとし)に
戦時中疎開をしていましたし、
東京都に関しては青森から上京した時と、
疎開先の富山から現在の杉並区荻窪に
移り住んだ地になります。
偶然かどうかはわかりませんが、
それぞれ縁のある3つの地域での開催です。
コロナ禍で中止になった「和食展」が開催
「和食展」 国立科学博物館 2023年10月28日~2024年2月25日
【和食展をスライドショーでご紹介✨】
まだ、開幕できていない #和食展😢
和食展公式は動画で公開していましたが、こちらは
スライドショーでご紹介します🎉
#かはく #国立科学博物館 pic.twitter.com/URV5T9rsjD— かはく【国立科学博物館公式】 (@museum_kahaku) May 11, 2020
この展覧会は、コロナ禍で一旦中止になったもの。
行く気まんまんだったのに
残念な思いをしていました。
図録は作ったので販売しますということで、
図録(公式ガイドブック)を購入。
私にとっては「幻の展覧会」
だったのです。
開催できる運びとなったようで
嬉しい!
まだ開催まで日がありますので
あらためて図録を読んで
スタンバイします。
新たなコレクションとなった、プライスコレクションのお披露目展
江戸絵画の華展 出光美術館
〈第1部〉2023年1月7日(土)~2月12日(日)
〈第2部〉2023年2月21日(火)~3月26日(日)
こちらもコロナ禍で開催が
うやむやになっていた展覧会の一つ。
伊藤若冲のコレクションで有名な
アメリカ人のエツコ&ジョー・プライス夫妻。
プライスコレクションから譲り受けた作品の
お披露目展覧会です。
1部・2部ともに見に行きたいですね。
関連記事も宜しければどうぞ。
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2023年も感動やインパクトを
与えてくれる展覧会に、
あなたも、私も、巡り会えますように!
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。