WSD同期が始めたFBページ「大人の歴史講座」。
私は美術を見るようになってから、歴史への興味が目覚めたこともあり、このページ楽しみにしています。
今日はこのページのご紹介かたがた、3つの項目に分けて書いてみました。
・自分の「好き」と併せて学びを楽しむ
・FBページの管理人さんはこんな人
・歴史の学び直しが手軽にできる
自分の「好き」と併せて学びを楽しむ
記憶にあるところで私が歴史って面白いと思ったのは、世界史の授業でのフランス革命のあたりですね。
「ベルサイユの薔薇」という池田理代子さんの漫画が好きで読んでいたため、1789年の革命前後の流れを分かっていたからです。
当時の先生も「ベルサイユの薔薇」はよくできた漫画だから読むといいよ、とすすめてくれた気がします。
どこか一つでも詳しい時代があると、そこから派生して覚えられるもの。
フランス革命前後の歴史を知っていることで、そのあたりの時代をテーマにした展覧会や(例えば「マリー・アントワネット展」)、フランス貴族の肖像画を見る時に役に立ちます。
知っている名前が出てくるだけで親近感が湧きますし、キャプションに描かれた人物についての説明があれば読みますよね。
既に自分が持っている知識に、展示室のキャプションから得る新しい知識が加わる、こんな風に芋づる式で知っていることが増えるのです。
大人になってからの学びは自分の「好き」と併せることが重要かな。
学生の時の勉強と違って、誰に強制されるでもなく自発的に学ぶのですから、自然と「好き」な方向へ行くと思いますけどね。
FBページの管理人さんはこんな人
現役の地歴科、高校教員の方です。
FBページの「開設の背景」から抜粋、コピーしますが、あなたにも心当たりはありませんか?
・「高校時代もっと歴史を勉強したかった!」
・「大人になってから歴史に興味を持つようになった」
・「自分の住んで居る地域の歴史を知りたい」
・「子どもに歴史のことを聞かれたけど、答えられなかった」
・「もう一度歴史を学び直したい!」
授業やテストの枠組みから離れて、教養としての歴史、その面白さを発信したいというチャレンジの一環です。
「学校で学んだことを社会へ。社会で学んだことを学校へ。」をスローガンに、パラレルキャリアなどの考え方も取り入れて発信や活動をされています。
歴史の学び直しが手軽にできる
このページから得られることは、「歴史の学び直しが手軽にできること」。
現在Vol.4でまだ縄文・弥生時代。土偶のことなどを中心の記事が投稿されています。
知識だけではなく、その周辺の雑学的なことも含めた情報があったり、既に持っている知識が引き出されることがあります。
例えば私の場合、土偶の記事からは岡本太郎が連想できたり、歴史をテーマに音楽を作るバンド「レキシ」なんて初めて知りました!
歴史にまつわる種々雑多なことを取り混ぜ、楽しみながらの学び直しができそうです。
歴史に興味がある人、FBページを見て面白そうだなと思った方、是非「いいね」を押してページのフォローをしてみてくださいね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。