山口拓朗さんの新刊「9マスで悩まず書ける文章術」は、書く時に寄り添い励ましてくれる相棒のような1冊。

山口拓朗さんの新刊「9マスで悩まず書ける文章術」発売記念セミナーに参加。著者の山口さんの講演と担当編集者の大島さんとのトークショーという濃い内容の3時間を過ごしてきました。

そもそも約200ページにわたり9マスに絞って書かれて本って見たことありますか?

私は初めて。

普段文章を書く時に9マスを使っていて自分の性に合う方法なのでさらに知りたいと、今回のセミナーに参加したのです。

基本の使い方からその効果まで、使いこなせていなかったことを実感。

読まれる文章を書くには「準備」が10割と目次にあるように、書く前の情報収集→情報整理と組み立てていく(=文章の構成をつくる)ところは特にポイントや流れが分かり取り入れてみたいと思う方法でした。

9マスで悩まず書ける文章術_山口拓朗著_総合法令出版

9マスで書きたいことの本質へ近づく

「やっぱりな」と認識をあらたにしたのが、9マスは必ず全部埋めること。

先に私が文章を書く時に9マスを使っていると書きましたが、自問自答し埋めていくも、あと2つ、3つが埋まらないことが多い。

そこで空白のまま書き出すと、内容の薄い記事がもれなく書き上がることは経験済。

やはり絞り出して空白を埋めることにより深み、説得力というものが生まれてくるのだと再認識しました。

マスが埋まらない理由は自問自答力の不足と、事実を含め書こうとするテーマに対する基本的な情報収集が、不足しているからだと分かりました。

「自分の書きたいテーマを深めるために枠がある」、「枠」に囲まれた9個のマスが埋まったときに、「カチッ」とスイッチが入り、書きたいことの本質へ近づいていける、そんな感覚を持ちました。

自問自答力をあげていきたいと思います。

山口拓朗さん、セミナ−風景

文章を書くことは自問自答の連続だ

この本は文章を書く前の「準備」すなわち、情報収集と整理にひたすらフォーカスしています。

その中でも特に大切なのが「自問自答力」。

情報収集やその整理のためにこれを繰り返していると、自分と向き合う瞬間があります。

心地よいことばかりでなく、私は不安や恐れ、心理的なブロックに気づくこともありますが、自問自答で起こるこれらのことにも時々触れていて、実務だけでなく、それにより起こりうる心の機微にまで及ぶ気づかいはさすがだなと感心しきり。

プロとして文章を書くことに長く関わる山口さんだからこそ、書くための手法以外にも、書くことを支えているものがあると教えてくれているようです。

長所と短所が表裏一体であるように、書くことが好きなのに書けなくなる時があるのは自問自答の末の心の機微。

避けて通るでもなく、解消するでもなく、ひたすら向き合って書き続けることで、また書きたいという気持ちになれるのだと思います。

ひらめきや「カチッ」と入るスイッチ、

9マスを使っていると時々ふっとテーマの本質が見えるような言葉が湧いてくることがあります。

今回湧いてきたのは「自分の書きたいテーマを深めるために枠がある」という一文。

セミナーに参加してから丸2日経ち、9マスで出したセミナーに関する情報や考えが自分の中で熟成したのでこうして記事になりました。

私にとっては情報収集術と共に、書けない時にも寄り添い励ましてくれる相棒のような1冊になりそうです。

山口さん、そしてセミナー内でワークをご一緒した方々、かけがいのない時間をありがとうございました!!

著者の山口拓朗さんと。