私が、イサム・ノグチさんの作品の一部しか知らなかったのだと、知った展覧会。
香川県とニューヨークにある、庭園美術館にも行ってみたくなりました。
もくじ
- あらためて知った作品
- 惹かれたのは石、そのものみたいな作品
- 美術館情報
あらためて知った作品
展示室は大きく3つありますが、そのうちの1つ目、2つ目に多く展示されていたのが、
アルミや鉄など、鋼材を使った作品でした。
イサム・ノグチさんの人生1904年から1998年の間、
初期の1940年代を中心に制作していたようで、
かなり多くの作品が展示してあり、
今まで自分が意識してなかったことの方にむしろ、驚きました。
惹かれたのは石、そのものみたいな作品
私の中でイサム・ノグチと言えば、石を使った作品です。
展示室の映像の中で
「石が話しかけてくるので、ちょっとお手伝いする」
と、石での制作のことを、例えていらっしゃいました。
なんだか神秘的な発言。
石の素材を活かすために、最低にしろ、最大にしろ、
適切に手を入れるということかもしれません。
3つ目の展示室にはニューヨークにあるイサム・ノグチ財団庭園美術館から来た
高さ2m以上はある石の作品が並んでいます。
ノミの入れ方や跡が味わいを出しています。
荒々しいエネルギーと静寂とが混在しているような、不思議な感じ。
石を見ているとそんな感覚になります。
残念ながらこの展示室は撮影禁止でしたので、
他の展示室で撮影した小さな石の作品を載せておきましょう。
国内では、香川県高松市牟礼町(むれちょう)に、イサム・ノグチ庭園美術館があります。
晩年アトリエ兼住居として使われていたところですので、
ニューヨークの庭園美術館と共に、行ってみたいところですね。
美術館情報
東京都台東区上野公園8-36
開館時間:9:30-17:30
休館日:第1、第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
イサム・ノグチ 発見の道展は2021.8.29(日)まで開催です。
ランチやお茶に、美術館内のレストラン・ミューズはいかがですか。