東京都美術館 イサム・ノグチ 発見の道 2021.8.29日まで あらためて知る作品も多く 作家の仕事が確認できた展覧会

私が、イサム・ノグチさんの作品の一部しか知らなかったのだと、知った展覧会。

香川県とニューヨークにある、庭園美術館にも行ってみたくなりました。

もくじ

  • あらためて知った作品
  • 惹かれたのは石、そのものみたいな作品
  • 美術館情報

あらためて知った作品

展示室は大きく3つありますが、そのうちの1つ目、2つ目に多く展示されていたのが、

アルミや鉄など、鋼材を使った作品でした。

イサム・ノグチさんの人生1904年から1998年の間、

初期の1940年代を中心に制作していたようで、

かなり多くの作品が展示してあり、

今まで自分が意識してなかったことの方にむしろ、驚きました。

惹かれたのは石、そのものみたいな作品

私の中でイサム・ノグチと言えば、石を使った作品です。

展示室の映像の中で

「石が話しかけてくるので、ちょっとお手伝いする」

と、石での制作のことを、例えていらっしゃいました。

なんだか神秘的な発言。

石の素材を活かすために、最低にしろ、最大にしろ、

適切に手を入れるということかもしれません。

3つ目の展示室にはニューヨークにあるイサム・ノグチ財団庭園美術館から来た

高さ2m以上はある石の作品が並んでいます。

花崗岩玄武岩を使用していて、

ノミの入れ方や跡が味わいを出しています。

荒々しいエネルギーと静寂とが混在しているような、不思議な感じ。

石を見ているとそんな感覚になります。

残念ながらこの展示室は撮影禁止でしたので、

他の展示室で撮影した小さな石の作品を載せておきましょう。

イサム・ノグチ発見の道
幼年時代/1971年/花崗岩/滋賀県立美術館
イサム・ノグチ発見の道
サークルストーン(お地蔵さん)/1980年/花崗岩/イサム・ノグチ財団庭園美術館(ニューヨーク)

国内では、香川県高松市牟礼町(むれちょう)に、イサム・ノグチ庭園美術館があります。

晩年アトリエ兼住居として使われていたところですので、

ニューヨークの庭園美術館と共に、行ってみたいところですね。

美術館情報

東京都美術館

東京都台東区上野公園8-36
開館時間:9:30-17:30
休館日:第1、第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)

イサム・ノグチ 発見の道展は2021.8.29(日)まで開催です。


ランチやお茶に、美術館内のレストラン・ミューズはいかがですか。

【上野 ランチ】 レストランミューズ 東京都美術館 上野精養軒の系列レストランでサーモンムニエルを食べてきた

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