通りすがりの彫刻2 東京都美術館の「さ傘」

雨が降ると思い出す彫刻

建畠覚造(たてはた・かくぞう)
「さ傘(天の点滴をこの盃に)」
1973年 アルミニウム・ステンレス・鉄

建畠覚造「さ傘」1973年

東京都美術館レストランサロンへ続く
廊下から見える作品です。

逆さの傘が、道端に投げ捨てられているようで気になります。

何があったのだろう?

水が溜まったように作られ
時間の経過も感じます。

交通事故のような痛ましい現場なのか、

映画のワンシーンのように、
惹かれ合う者同士の劇的な出合いの
場面か。

物語る傘の彫刻です。