【閉館】相田みつを美術館 またの開館を期待して美術館の魅力を振り返る

相田みつを美術館が
2024年1月28日をもって
閉館しました。

東京国際フォーラムの
長期修繕工事に伴って
閉館することになったそうで

ホームページによると
急に決まったようです。

また別の場所で
開館してくれるといい。

そんな想いも込めて
この美術館の魅力を
振り返ってみました。

その時に自分に必要な言葉が見つかる

作品を見ていると
その日に妙に気になる言葉が
必ずあります。

じんわりと心に染み入るような言葉

清々しい気分になるような言葉

気分良く感じる言葉ばかりでは
ありません。

戒めの言葉に聞こえる作品も
あります。

そういった言葉は、
今の自分に必要な言葉なのでしょう。

最後に訪問した2023年11月に
購入した絵葉書から
いくつかご紹介しましょう。

4枚目の作品は「具体的に動くことだね」
というあたりが、
私にとっては戒め系な作品です。

地下に広がる個性的な空間

相田みつをさんの作品は
画集や書籍、カレンダーなどの
グッズも充実していますので
様々な媒体で見ることができますが

やはり展示空間で見ることの
良さは格別です。

地下の一角にある美術館は
行くまでの間の通路も静かで

私が行く週末は
あまり人も歩いておらず
秘密の場所に行くような
ワクワク感がありました。

エントランスを抜け
展示室までの辺りは、

相田みつをさんが散歩をしていた
雑木林を模していて、
植物が植えられている場所もある
ユニークなつくり。

展示室は墨を思わせるような
漆黒の空間で

余計な装飾がなく、
スポットライトが当たる
作品が浮かび上がり

作品と自分との世界に
入り込みやすい。

あえて個性を排したような、
作品に集中できる展示室です。

美術館が集中しているエリアにある

相田みつを美術館のあった
東京駅の丸の内付近は
いくつか美術館がある場所。

東京ステーションギャラリー
三菱一号館美術館
出光美術館
静嘉堂文庫美術館

そして相田みつを美術館と
合計5つもあります。

美術館をハシゴするのに
好都合なエリアです。

ご長男が設立した美術館

相田みつを美術館

1996年9月に銀座で開館。
その後、2003年11月に
東京国際フォーラム地下1階に
移転しました。

美術館を設立したのはご長男の
相田一人(あいだ・かずひと)さん。

館長も務められています。

美術館は閉館しましたが
オンラインショップは継続

経営は「相田みつを美術館株式会社」と
法人経営ですので、

事業の一環として、またどこかで
美術館は再開するのではないかと
期待しています。

閉館 原美術館 東京都品川区 閉館した美術館のゆくえ

SNSはじめました!

ブログだけでなくSNSもはじめました。
フォローしてくれるとうれしいです!