新国立劇場バレエ団 くるみ割り人形 【鑑賞レビュー】初めてのバレエ鑑賞に新国立劇場をオススメする理由も記載

人生初。

新国立劇場オペラパレスに
バレエを観に行きました。

演目はチャイコフスキーの
3大バレエ作品の一つ、
「くるみ割り人形」。

ダンサーの優雅な動き
衣装の華やかさ
舞台装置の緻密な作り、

そして、驚きと感動。

総合芸術ココにあり!を
満喫しました。

驚きと感動の総合芸術ココにあり!

オーケストラの生演奏に始まり、

優雅に、時には力強くステップを踏み
舞台を舞うダンサーたちに目を奪われ

観客を物語に引き込む
精巧なつくりの舞台を観察する。

芸術と言われる要素が
すべてそろった舞台が
バレエなのだと終始実感。

特に私が驚いたり感動したりしたのは
ダンサーの動きとオーケストラの
演奏も含めた音楽。

優雅なステップや
滑らかな動きだけではなく

飛んだり跳ねたりと、
躍動感と優雅さを併せ持った
激しい動きも多かったこと。

こうゆう大きな動きが
「見ごたえ」につながると思うのですが

この動きをするためには男性も女性も
強靭な肉体が必要だと思うのです。

私が見ていた優雅な踊りからは想像できない
アスリート並の筋肉をダンサーの方々は
持っていると思われます。

女性ダンサーは細くてしなやかな体型をしていますが
ただ痩せているだけでは

2時間もの舞台を踊り切るスタミナも
ないでしょうし、
高く跳躍することもできないでしょう。

男性ダンサーにいたっては、
女性ダンサーを片手で抱き上げあり
頭上に持ち上げたりという動作もあり、
かなりの腕力が必要と思われます。

見かけからは想像できないけれど
間違いなくアスリート並の体型を
日々維持管理している
ダンサーの方々の努力にも
思いを馳せてしまいました。

音楽の面では、
「これもくるみ割り人形の曲だったんだ!」と
知っていた曲が数曲あり、
非常に親しみが湧きました。

少々気になったのは、
オーケストラが舞台前方の狭いスペースで
すし詰めのように見えたこと。

もう少し広いスペースで
演奏できないのかなと思いましたが、

あまり広がってしまうと
「音が拡散してしまうのかな?」と思ったり。

観客席と舞台上のダンサーに
きちんと聞こえるようにすることを
考えての位置やスペースかもしれません。

舞台のエッセンスがギュッと凝縮された
3分動画もどうぞ。

くるみ割り人形とは

クリスマスにちなんだ物語のため、
世界中で年末年始に行われる恒例の演目。

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と並び
チャイコフスキーの三大バレエ作品とも呼ばれています。

原作はドイツの作家・ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」を
フランスのデュマが翻訳した「はしばみ物語」。

振り付けもいくつかのバージョンがあるようで
私が見た新国立劇場バレエ団は振付を担当している
ウエイン・イーグリングによる
ウエイン・イーグリング版と呼ばれるものだそうです。

あらすじや演出による違いなどの詳細は
ウィキペディアもご参照ください。

初めての鑑賞に新国立劇場オススメする2つの理由

・価格がリーズナブル
・気軽にバレエ鑑賞ができる

バレエ初鑑賞の私が、今回新国立劇場を選んだ理由は
チケット代がリーズナブルだったことが大きな理由の一つです。

バレエに詳しい方から聞いたこともあり、
海外や私設のバレエ団の公演に比べると
抑えた価格でチケットが買えたと思います。

ちなみに私が購入したのは
A席¥12,650税込。

2階の席にしたので、
舞台やオーケストラなど
全体を見渡せたのも
楽しかった点です。

ちょっと調べた限りですが、
海外の有名なバレエ団ですと
新国立劇場の倍ほどの価格の
チケットもありました。

服装や会場の雰囲気については
お昼の公演だったせいか
カジュアルな方が多く、
ジーンズにスニーカーレベルの服装でも
特に浮くことはないくらい
気軽にバレエを楽しむ雰囲気が良かったです。

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