真理子
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「ほのぼの若冲・なごみの土牛」【山種美術館】 癒やしの定義を考えるきっかけになった日本画の良さを知る
「癒やし」という言葉。 自分の中で定義がはっきりせず モヤモヤする言葉の一つでしたが 2024年最初に行った展覧会 「ほのぼの若冲・なごみの土牛」展をみていて …
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織田有楽斎展【サントリー美術館】逃げた男を考え直す 展示室で見る歴史のスペクタクル
織田有楽斎(おだ・うらくさい)こと 織田長益(おだ・ながます)。 その人に興味を持ち、 足を運んだ展覧会。 茶道具や書簡とともに、 歴史のスペクタクルも 楽しめ…
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『ニマとおにばば』ピエール・ベルトラン作【ブックレビュー】本のテーマを力強く伝える絵が素晴らしい
中国人の画家、 チェン・ジャンホンさんが 絵を手がける絵本。 本のテーマを力強く伝える 絵が素晴らしい本です。
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『鹿踊りのはじまり』 宮沢賢治・作【ブックレビュー】方言で書かれた絵本は声に出して読むと楽しい
宮沢賢治作、 ミロコマチコ絵、という 素晴らしいタッグを組んだ絵本。 「鹿踊り」(ししおどり)というのは 東北や愛媛の宇和島に伝わる 伝統舞踊で. それをモチー…
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混雑した展覧会場は自分を整える絶好の環境である モネ展で考えたこと
現在は大阪に巡回中のモネ展、 東京展に行きました。 日時指定予約制でしたが 予想通りの大混雑。 イライラしがちな状況ですが こうゆう時こそ、 作品に集中すると決…
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キース・ヘリング展【森アーツセンターギャラリー】30年の時を経てヘリングの本質を考え 作品と活動を振り返る好企画
最初にヘリングの作品を見たのは 20代の頃。 あのときはキース・ヘリングという 流行りモノとして 表面しか見ていなかったと気づき、 猛省した展覧会。 ヘリングの…
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『ことり』新宮晋作【ブックレビュー】彫刻家が描く文字のない絵本に 作品との共通性を感じる
いろいろと良いタイミングが重なり、 普段の読書に絵本も取り入れることに しました。 実用書と違い赤線を引いたり 書き込みしたりは 必要なさそうなので、 図書館で…
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「すぐやる人」と「やれない人の習慣」【ブックレビュー】逆算思考は料理と同じ 「できていない」と思っていたことが「できていた」と気づけた秀逸な例え
ライトな作りながら、 非常に読み応えがある本。 あとがきも含めて236ページと ボリュームは一般的なビジネス書ですが 内容が濃いと思いました。 広く浅く且つ 深…
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『なおみ』 谷川俊太郎作【ブックレビュー】幻想的な世界に引き込まれるシュールな写真絵本
絵本、深いな。。。 と、思わずうなってしまう シュールな写真絵本。 大人になってから 絵本を読むことの楽しさと 少ない文章ながら 強烈な余韻が残ることで、 「な…
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新国立劇場バレエ団 くるみ割り人形 【鑑賞レビュー】初めてのバレエ鑑賞に新国立劇場をオススメする理由も記載
人生初。 新国立劇場オペラパレスに バレエを観に行きました。 演目はチャイコフスキーの 3大バレエ作品の一つ、 「くるみ割り人形」。 ダンサーの優雅な動き 衣装…
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紅葉が綺麗だった根津美術館で平和を感じた一日 北宋書画精華展にて
普段から外国人の多い 根津美術館ですが 今展覧会では、 中国語らしき言葉を話している方々が 多く来館していて あーだこーだとにぎやかに お話しされているグループ…
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ひとりシニアのお金と暮らしの基本【ブックレビュー】女性にオススメ 意外と多い老後の選択肢に気持ちが明るくなる
一般的に女性の方が長生きで 健康寿命も長いという観点から、 既婚者も独身者も、 子供がいてもいなくても、 女性は最後は独りになることが 多いだろうという前提で書…