鏑木清方は私の中で、
清楚、優美な美人画を描く
イメージだったので、
いい意味で意表を突かれた一枚。
鏑木清方(かぶらぎ・きよかた)
「妖魚」
福富太郎コレクション資料室所蔵
こんな艶かしさも、
描く方だったんだ!!
この作品は、コレクター福富太郎の眼展
(東京ステーションギャラリー)で
見たもの。
(巡回予定はコチラ。
2022年11月まで、全国を巡回予定です。)
絵に限らず、物事の意外性を知るのは、
さらに興味を持つ、良いきっかけになりますね。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。