シンプルにまとまりました
2024年お正月のいけばな。
グロリオサの蝶のような華やかさが
引き立ちます。
今回の花材
- 若松
- 葉牡丹
- 水仙
- グロリオサ
![](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_6771.jpeg)
![](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_6773.jpeg)
![](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_6774.jpeg)
![](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_6775.jpeg)
シンプルの良さを再認識する
どちらかというと、花がモリモリで
賑やかないけばなが好きな私。
今回のお正月の花材を見た時に
「なんだか、寂しいかも・・・」と
ちょっとテンション下がり気味でした。
いけ終わってからも、金柳など
なにか花材を追加で購入しようかと
考えていたくらいです。
![](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_6805.jpeg)
しかし、何度か見ているうちに
グロリオサの赤い、
蝶が舞うような華やかさに
気づきました。
そうだ!
これで十分じゃないか。
複雑な造形と
鮮やかな赤色のグロリオサ。
オーソドックスな花材の中にあって
華やかさを添えるグロリオサの
存在に気づき、
気持ちが落ち着きました。
足りないと思うと、
つい何かを足せばいいと
考えがちですが
すでにあるもので
十分バランスは取れている。
そんな考え方も大切だと気付かされた
お正月のいけばなでした。
後日、スーパーで小さな花束を買ってきて
いけかえました。
さらに2回目のいけ替え。
葉牡丹もだいぶ小さくなりました。
こちらの記事もご参考にどうぞ。
源氏物語といけばな 源氏流いけばなの軌跡/平凡社/岩坪健
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![真理子](https://mariko7.com/wp-content/uploads/2019/01/1228MN_003-100x100.jpg)
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。