東京ステーションギャラリー(4/11日まで)と渋谷区立松濤美術館(3/7日まで)、都内の2館で南薫造展が開催中。
せっかくなので2つとも見に行きましょう。
先日ブログに書いたばかりなのですが、
小村雪岱展が、都内の2つの美術館で開催中です。
こちらの2展は、
美術館と図書館での開催とあって、
お互いが手薄な部分を補完し合うような関係。
2展を見ることで、小村雪岱の全仕事が俯瞰できるような良さがあることを書きました。
時を同じくして開催している「南薫造展」。
明治末期から昭和にかけて活躍された洋画家です。
こちらは東京ステーションギャラリーと渋谷区立松濤美術館で開催中。
2展とも美術館での開催です。
となると、この2展をハシゴする魅力は何なのか。
一言でいうと、「さらに作品を堪能できる」です。
東京ステーションギャラリーは200点余り、
松濤美術館は50点くらいと、
展示数だけでは圧倒的に差がありますが、
どちらを先に見ても、後に見ても、遜色ありません。
お互いがお互いの展示作品の魅力を高めているようです。
松濤美術館の展覧会は今週末、3/7(日)までですので、
ご興味ある方はお早めに。
スケジュールが合いますように!
東京ステーションギャラリー
「没後70年 南薫造」(2021.4.11日まで)
日時指定の事前予約制です。
渋谷区立松濤美術館
「南薫造 日々の美しきもの」(2021.3.7日まで)
事前予約は不要です。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。