啓翁桜を枝ものに、さらに春らしくいけ替えました。
今回の花材
- 啓翁桜(けいおうざくら)
- 若松
- 葉牡丹
- アルストロメリア
若松と葉牡丹、今回も活躍してもらいました。
元気な花材は、可愛そうで、なかなか下げることができません。
花材の組み合わせの勉強と割り切って、古い花材を使いつつも季節感のある、いけばなにしてみました。
いけ替えて2日目、一番てっぺんにある啓翁桜がひとつ、咲きました。今週末は気温があがるようなので、次々に咲いてくれないかな。
蕾がたくさんついている枝を、お店の方が出してきてくれました。全部咲いてくれたら、かなり春爛漫ですね。
アルストロメリアはオレンジをチョイス。花器の赤に負けない色。
葉牡丹。キャベツを外側から剥くように、古くなった葉をとります。いけ替えるたびに小さくなっています。花として使うのにいい塩梅の大きさになってきました。
後日。もう一度いけかえまして、松はお役目を終え、残った花を使いました。トイレに飾ってあります。桜も満開に咲きましたよ。
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最初のお正月のお花と1、2回目のいけ替えも、どうぞ御覧ください。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。