東京・恵比寿にあります「和の食いがらし」のスッポン鍋をお取り寄せしました。
COVID-19感染拡大防止の緊急事態宣言により、営業自粛をしていて、その間だけのお取り寄せセット。
スッポンを食べたことがないので、これはいい機会だと、頼んでみたのです。
支援といいながら、家にいながらにして、こんなに美味しいものが頂ける。
もう、どちらが支援されているのだかという気持ちで、初体験のスッポン鍋を美味しく堪能しました。
チルド便でスッポン鍋セットが到着。
箱を開けると。おまけに昆布の佃煮を入れて下さったようです。
甘さを抑えて醤油のキリッとした味付け、かつお節がたっぷり昆布に絡んでいて美味しいのです。
通常営業時には「おもたせ」として、お土産用で売っている商品です。
さらに開けると、出汁と具材が出てきました。具材は焼き葱とスッポン。
うおっ!甲羅も入っている。
亀を解体した感が満載で、なかなかワイルドです。
この時点で母は怖がってしまい、とうとう焼き葱と汁しか飲みませんでした(^^;)。
ボトルに入っていた出汁を土鍋に移して、温めます。
出汁の香りとともに、日本酒の香りも漂ってきます。
スッポンは臭み抜きを兼ねて、下処理や出汁に日本酒を使うようなので、そのせいですね。
素晴らしい香りが部屋中に広がります。
換気したくない。。。
出汁が温まったら、焼き葱と亀を加えて、ひと煮してみます。
出汁もあるし、亀の下処理も済んでいるので、簡単手間なしです。
お取皿に取って。いただきます。
これは足かな?どこの部位かな?
プルプルしたものが付いていて、口に入れるとゼラチンを食べているようです。
このプルプルや肉自体の味は特にありませんでしたが、食感を楽しむこと、旨味の効いた出汁と頂くことが、スッポン鍋の魅力ですね。
焼き葱を一緒に食べることで、肉の旨味が引き立ちます。
酒飲みがいない我が家では、ご飯は食事中におかずと一緒に食べるため、「締めにご飯」という文化はありません。
雑炊は翌日のお昼ごはんに作りました。
とにかく出汁が濃いので、雑炊も美味しい。
まずはそのまま。
その後、卵を入れたり、小ねぎをのせたり、ちょっとアレンジして楽しみました。
ご飯を多く投入しすぎたので、たっぷりできてしまい、夜も雑炊を頂きました。
出汁を吸ったのか、おじやに変化しましたが。
■□■□■□■
「和の食いがらし」では、スッポン鍋の他に、前売りお食事券や店頭渡しでのお昼や夜のお弁当、おつまみセットなど、テイクアウトも始めています。
この機会に本格和食を、ご自宅で楽しんでみてはいかがでしょう。
詳細はホームページをご覧くださいね。
店頭渡しの「お弁当」とスッポン鍋などの「オンラインショップ」です。
こちらの記事もあわせてどうぞ。
山種美術館へ行ったらランチはココ!【恵比寿・和の食いがらし】
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。