アートラボ はしもと 神奈川県相模原市 改装閉館イベントで 気になっていた施設の活動を知る

近くを通るたびに気になっていた「アートラボ はしもと」。

このたび建替えによる閉館イベントがあることを知り、この施設が何をしているところなのか、遅ればせながら確認しに行ってみました。

もくじ

  • 「アートラボ はしもと」とは
  • 近隣の美術系大学との協働
  • 美術館としての機能はあるのか?
  • 印象に残った作品
  • 私が参加してみたいイベント

アートラボはしもと

「アートラボはしもと」とは

アートラボはしもと(相模原市市民局文化振興課)とは、神奈川県相模原市にある施設。

施設名を分解してみると、

アート(芸術・美術)
ラボ(ラボラトリー (研究所・実験室)
はしもと(橋本、神奈川県相模原市にある地域名です)

こんな感じ。

自治体と近隣の美術系大学が連携して、以下3点の活動方針で運営されている施設です。

  • 美大生やアーティストに活動の場を提供
  • 美術系のワークショップを通し幅広い世代に美術を体験
  • 美術やラボの運営を通じて地域交流や街のにぎわいを作る

2012年にマンションギャラリーだった建物を相模原市が借受け、活動が始まりました。

アートラボはしもと

写真を見ると、確かにマンションギャラリーっぽい!

中に入るとモデルルームがそのまま展示場所として残されている部分もありました。

10年近く経過し、建物の老朽化などの理由で建替えが決定。

2025年度中に再開予定しており、建替えの間は事務局を市内の別の場所に移し、活動するとのことです。

近隣の美術系大学との協働

「アートラボ はしもと」がある相模原市には、市内を始め隣接する多摩地域などに、美術系の大学が数校あります。

ともに活動している大学は以下の4大学です。

これらの大学を卒業して作家活動をされる方々が、近隣地区にアトリエをもち制作を続ける場合もあり、

作家とも繋がりやすいという環境も、活動に一役かっています。

美術館としての機能はあるのか?

残念ながら、ありません。

ほのかに美術館らしき香りがする活動として、「学生企画展」があります。

アートラボはしもと

いただいたアニュアルレポートを見ると、現役の学生たちが作品を制作するだけでなく、

自身の、または仲間の作品を使い、企画・展示もしたいという声があり始まったようです。

今回伺った改装閉館イベントでも、2階部分は作家の作品展示になっていて、

時間制でスタッフの方に説明していただく形をとっていました。

ただ2点だけでしたので、ちょっと寂しい。

新しい施設では、是非この企画を続けていただき、

作品展示のボリュームを増やして欲しいと思っています。

学芸員を目指している学生さんなら、実践の場にもなると思うのですよね。

「美術館としての機能」で思い出しましたが、

相模原市の美術館構想という話を耳にしたことがあり、

ひょっとして今回の施設の建替えで美術館になるのか?!と期待をしていました。

スタッフの方に聞いてみたところ、アートラボはしもとが美術館に生まれ変わることはないそうです。

単に建替えということで、活動内容はそのままだそう。

美術館構想はどこかで進行中なのだろうか・・・。

印象に残った作品

今回の改装閉館イベントで、印象に残った作品をご紹介しましょう。

外からも見えて、私の目を惹いていた、たくさんのバック。

アートラボはしもと

藍染のような青色がとても綺麗です。

染め物だと思っていたら、青焼きの技法を使ったプリントでした。

アートラボはしもと

色の出かたも一つ一つ違っていて、作り手の個性とともに、

コントロールできないと思われる、偶然の濃淡にも味わいが感じられますね。

これらを作ったのは、「AOYAKIDAN」(あおやき だん)というワークショップに参加された一般の方々。

女子美術大学・版画コースの3年生が、授業の一貫として行う「公共学習ゼミ」でのワークショップです。

「アートラボ はしもと」ではこうした、手を動かしてモノを作るワークショップが多く開催されていたようです。

私が参加してみたいイベント

施設の建替え中も活動を続ける「アートラボ はしもと」。

私が参加してみたいイベントの一つが、相模原市内のアーティストのアトリエ訪問です。

2021年の今年は、引き続きのコロナ禍でリアル開催は未定だそうですが、

オンラインでの開催も検討しているとのこと。

これはやはりリアルが楽しそうだな〜と思いつつ、オンラインであっても開催されるならば、参加したいと思っています。

私の推測では、市内や近隣の多摩地域には、アトリエを構える方は造形作家の方が多いのではないかと思っています。

都心よりも賃料を抑えて、広いスペースが確保できそうですし、

金属を使う方ですと、叩いたり、切ったりするのにそれなりの「音」が発生します。

住宅地など人が密集して住んでいる地域ですと、騒音のトラブルになりかねません。

また大物を作る方なら、工場のようなスペースが必要なこともあるでしょう。

市街地でアトリエを構えるのはなかなか難しそうです。

そんな造形作品を作っている「現場」は見られる機会も少ないので、

アトリエ訪問イベントに興味をもっているのです。

このような情報は、アートラボはしもとのFacebookページでお知らせされるそうですので、

ご興味有る方は「いいね」しておきましょう。

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