カマキン閉館後に生まれた鎌倉文華館、美術館色は弱そうだけれど、観光スポットとして行ってみたい。

神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮内にあります鎌倉文華館鶴岡ミュージアム、6/8日に開館。

てっきり4月に開館したと思っていたら、プレ開館のような位置づけで、5月のGW中まではお披露目期間だったようです。

この度、正式に開館しました。

元は神奈川県立近代美術館・鎌倉館(通称・カマキン)。

鶴岡八幡宮と神奈川県との借地契約終了にともない、美術館は閉館するも、板倉準三設計の建物の保存を望む声が多く、

八幡宮側が耐震工事やエレベータの設置など、元の建物をできるだけいかした改修を行い、鎌倉文華館として新たに誕生しました。

写真を見た第一印象は、BOSEのWAVE SYSTEMみたいな外観!

鎌倉文華館
(新美術新聞より)

こんなに真っ白になったのですね。

改修や修復というのは、なかなか難しいと思っていて、

出来上がりはもちろん「綺麗」にはなるのですが、それが元にあったものと全く別物になるような、雰囲気を含めた変更をされることもあります。

元の建物が歴史のあるものでしたので、「あーあ、変わっちゃったよ」とがっかりするか、

「いい感じに変化したね!」と新たな魅力を感じる建物や空間になったかは、実際行ってみてのお楽しみです。

純粋な美術館というよりは、八幡宮の敷地内に以前からあります源氏池と平家池を含めたエリアの一角として、参拝や観光で訪れた人が立ち寄るスポットという意味合いが強そうです。

季節ごとに企画展はあるものの、映像やパネルを使う展示もある模様。

八幡宮の敷地内にある国宝館がありますので、そちらから実物作品の借用などは、あるかもしれませんね。

いつ行っても混雑していることを考えると、足が遠のく鎌倉ですが、機会を作って偵察に行きたいと思います。

美術館好きなら下記の美術館にも、立ち寄ってみましょう。

鏑木清方記念美術館
吉兆庵美術館
葉祥明美術館
神奈川県近代美術館・鎌倉別館(現在改修中・2019年10月リニューアル予定)

平家池では蓮の花が見られますので、見頃に合わせて行くのも一興です。

(神奈川県立近代美術館・鎌倉館の頃の写真、こんな感じに蓮があります。)
在りし日の神奈川県立近代美術館・鎌倉館

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