緊急事態宣言が解除されたら、電車やバスに乗る頻度も高くなりますよね。
外出先で手をぱぱっと消毒したい時に、スプレーに小分けして持ち歩くといいなと思い、原料用アルコール(高濃度エタノール)を買いました。
山梨県大月市にあります笹一酒造が、原料用アルコール(高濃度エタノール)を消毒用エタノールとして医療機関へ出荷というニュースを見ました。
そのときはまだ、医療機関へ優先出荷でしたので、一般の人が購入するには、笹一酒造まででかけなくてはいけない体制。
もうちょっと待つかと思っていたら、近所のスーパーで福島県郡山市の笹の川酒造製「SPRIT66」という同じような原料用アルコールを発見。
透明で、ほぼ無臭。
製品表示はこんなかんじ。
アルコール度数66%ですが、酒造会社が作っている原料料のアルコールですから飲めるそうです。
お酒に弱い私はこれを「飲む」という発想がまったく生まれませんが、好きな人は飲みたくなるのかな?
笹一酒造と笹の川酒造をご紹介しましたが、他にも酒造会社でこのような高濃度エタノールを販売しています。
消毒用エタノールの供給不足による代替品として、手指消毒用に使えるということです。
さて、アルコールが手に入ったところで、問題は小分けにするスプレーです。
近所の100円ショップや雑貨屋さんなどは売り切れていたので、50mlx10個入のものを購入。
先日無印良品が開いたので行ってみたら、そこにもスプレー容器、ありました。
全国の無印良品店舗の営業状況(2020.5.24.9:00現在)
無事携帯用マイアルコール消毒液ができました。
これを持ち歩こうと用意したのは、自分が意識して手を洗う習慣がなかったからなのです。
COVID-19の流行により、抗菌・除菌の液体石鹸でゴシゴシと1日に何回も手をちゃんと洗うなんて、人生初じゃなかろうかという位。
トイレの後や、帰宅時は洗う習慣がありますが、それでも石鹸でゴシゴシはなかったですね。
庭仕事で手が土まみれとか、油ものを食べて手がベタベタとか、分かりやすく手が汚れている時意外は、洗おうという意識がないのです。
緊急事態宣言が解除されれば、電車やバスに乗る頻度も高くなりますし、自分がどこを触ったのか分からないですから、車のハンドルを拭いたりね。
気がついた時にお手軽に消毒できるので、バックの中にいれておきたいと思います。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。