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静岡県掛川市にありました
資生堂アートハウス。
2026年6月を以て閉館と聞き、
閉館前に訪問したいと計画しました。
美術館と博物館、合計4つの施設へ
行ってきましたので、その記録です。
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計画したきっかけ
きっかけは、
資生堂アートハウスの閉館です。
1978年開館で
掛川の地で近現代の美術品を
無料公開してきたこの美術館が、
2026年6月27日をもって
閉館すると知りました。
「行ったことがなかったけれど、
なくなってしまうなら今しかない」
ということで、
最初で最後の訪問を計画。
車で一泊二日、掛川へ向かいました。
資生堂アートハウスの他に行ったところは
掛川ステンドグラス美術館
静岡市立芹沢銈介美術館
静岡市立登呂博物館
以上、4か所です。
資生堂アートハウス
今回の旅のメインとなる美術館。
館所蔵品による「小村雪岱ー江戸を夢見るー」展と
「工藝を我らにセレクション2026
ー美しく暮らす、四季のしつらえー」展の
2本立てを見てきました。
2026年7月4日を以て
掛川での活動を終えたことは残念ですが、
同じ敷地内にありました企業資料館と共に
東京に拠点を移すと聞いているので
どのような形になるのか楽しみです。
高宮眞介氏、谷口吉生氏の設計のためか、
建築目当てと思われる若者も目立ちました。
展示室はあまり部屋という仕切られた感じではなく、
気がついたら展示室、みたいな
緩やかに自然に入っていく流れが
見終わって出てくるまで続いたのがとてもいい感じ。
さらさら流れる小川のように
気持ち良く見られました。
小村雪岱の展示があり、工芸を我らにがあり、
工芸と一緒に雪岱の作品が設えてあるものがあり、
最後に雪岱が手掛けた本の装丁がズラリと並んで、
とても華やかな展示のフィナーレ。
この展示の流れも素晴らしかったです。
この日体感した、この場所での
居心地の良さはここだけのもの。
新しく活動する場所には
持っていけないので
閉館に関しては、もったいなさと
寂しさを感じました。
掛川ステンドグラス美術館
小さいながらも見応えがあり、
ステンドグラスの作り方や歴史、価値など、
周辺のことも分かるような
キャプションがあるのが良かった点。
18世紀後半から19世紀初頭に
教会に設置されていたステンドグラスらしく
今回はイギリスのものでしたが、
フランスのものも所蔵されているようです。
色のついたガラスは綺麗な中にも、
厳かな、少し影をまとったようなものが多く
当然のことながら聖書に基づいた作品。
陽を浴びてもキラキラし過ぎず、
あくまでも厳かさを保っているのが
印象的でした。
静岡市立芹沢銈介美術館
今回初訪問の美術館。
展示も建物も、雰囲気も。
見ている先からまた来たいな
と思ったほど
お気に入りになりました。
1895年に静岡市に生まれた
染色作家の芹沢銈介(せりざわ・けいすけ)。
その作品を収蔵・展示する美術館です。
どこかの美術館と雰囲気が似ているなと
思っていたら、
建築が白井晟一(しらい せいいち)氏で
渋谷にある松濤美術館と同じだと分かりました。
石で作られた建物で、堅固な感じと
凛とした静かで涼しい感じが同居しているのが
居心地が良かったです。
企画展「芹沢銈介の人物模様」じっくりと鑑賞。
美術館は今年2026年は開館45周年とのことで
その企画展の第一弾です。
古くからある美術館なのですね。
個人的には紅型のイメージが強い作家ですので
1939年に沖縄で紅型に出会い、
以降は紅型を活かした作風になったというところが、
納得した点。
色が綺麗で、華やかな作品も多く
見応えがありました。
最後に常設展風に
芹沢銈介のコレクションの紹介。
今回は世界各地の仮面のコレクションで
日本を始め、メキシコやアフリカ、
パプアニューギニアなどの
個性的な仮面が見られました。
芹沢銈介のコレクションについては
2027年1月5日から開催の企画展、
「収集という名の創造」にて
さらに多くの展示品が見られそうです。
静岡市立登呂博物館
登呂遺跡に隣接する博物館。
確か小学校の遠足以来の登呂遺跡で
博物館に行った記憶は全くなし。
今回楽しかった点は、
実際手で触ることができる展示。
1階の無料エリアでは、土器や農耕具などの
レプリカを手にとることができました。
素材や重さは実際と同じなのか分かりませんが、
例えば土器のカーブの付け方や
お玉みたいな道具の使い勝手などを
触りながら想像することができます。
2階の企画展「しずおかタイムトラベル」では
実際発掘された土器片を手で触ることができました。
レプリカではないので、かなりワクワクです。
想像していたよりも、かなり軽い土器片で
厚みの割に軽いことに驚きました。
念願のハンバーグとできたて安倍川もち
美術館巡りがメインとはいえ、
同じくらいに楽しみなのが食事。
今回は静岡名物と言っていい
2つのお店で美味しい食事ができました。
炭焼きレストラン さわやか 掛川本店【食レポ】念願のハンバーグを堪能
登呂「もちの家」で味わう、涼やかな古民家ランチ 【食レポ】冷たいたぬき蕎麦セット
まとめ
今回は掛川まで行く機会ができて
すべて初めて訪問する美術館という点で
楽しく有意義な旅になりました。
静岡県は広いので、
まだ訪問していない美術館が
いくつもあります。
今回、展示替え期間の休館で行けなかった
掛川市二の丸美術館や
島田市にありますふじの国茶の都ミュージアムなど
気になる美術館もちらほら。
また機会をみつけて
美術館巡りの旅をしたいと思います。


