美術が世の中に貢献する一つのカタチを
展示室で見つけました。
ルネ・ラリックの凄いところは、
デザインのセンスは当然のこと、
ガラスや半貴石といった、
それまでジュエリーに使うことを
軽んじられていた素材を
使うようになったことと知る。
きっと価格が抑えられ、
多くの方がおしゃれできるようになったり、
製作者は、デザインの幅が
広がっただろうなと思うのです。
この作品はルネ・ラリックの作品で
オリーブをモチーフにした
チョーカーです。
(箱根ラリック美術館蔵)
美術が世の中に貢献する
一つのカタチを、
展示室で見たようです。
牧野真理子 (まきの・まりこ)
趣味からライフワークへとなった美術館巡り。30年間でのべ1,800展の展覧会を見に行き、現在も進行中。好きな美術館は上原美術館(静岡県下田市)です。